いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

葛の花忍ぶる恋の峠道(あ)

土曜日の部活動に顔を出す。

委嘱コーチがお見えになっていて、正顧問から紹介してもらった。卓球のラケット販売ショップを経営されている方だとか。これから私が使うラケットもその方にお願いしてあるそうだ。

この前正顧問には初心者用のでいいと伝えておいたが、改めてそのことをコーチにも直に伝える。するとコーチは、ならば表のラバーはどうの、裏はこうのと専門的なことをおっしゃる。が、言われても私にはさっぱり判らない。すべてお任せしますで加工の仕上がりを待つことにした。

部活動は午前中に上がり、そのまま定食屋でランチ(天丼600円)を食い、水晶苑へ直行。水晶苑ではいつものように温泉に浸かり3時間ほど碁を打つ。

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【今日の一枚】葛の花。

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ひらい精肉店で買い物をした帰り、私の居住地区を貫く大きな通りの脇に葛の花が咲いているのを見つけた。一旦通り過ぎたが、ブログのタイトルに使えそうだと思って、写真を撮ろうとUターンした。ブログを書いていなかったら、わざわざUターンなどしなかったろう。これもブログを書く効用か。

日中はまだうだるような残暑が続くけれど、ああ葛の花が咲く時期になったんだなと、当たり前のような日々の中にも季節の移ろいを感じる。そんな自然と関わって暮らす生活にずっと憧れていた。今それができている。なんて幸せなんだと思う。

 

【書】「旋」セン・めぐる・かえる(No.235)

▼甲骨文

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▼金文

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〓1(えん)と疋(しょ)とを組み合わせた形。〓1は吹き流しの著(つ)いている旗竿(はたざお)の形。疋は膝(ひざ)から下の足の形。旗で進退を指示し、足をめぐらして引き返すことを旋といい、「めぐる、めぐらす」の意味となる。(中略)周旋とは、もと戦場であちこち歩きまわって戦うの意味で、のち世話をするの意味となる。旋はもと反転することをいう字であったが、いま「めぐる(周囲をぐるぐるまわる。回転する)」の意味に用いる。<『常用字解』より>

〓1(『超漢字』画像)↓

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甲骨文は、書きながらピカソの「ゲルニカ」に描かれるような顔をなぜか連想した。壊れかけているようで、でもどこかまとまった顔のようで、不思議な気がした。

金文は、近景に冬枯れの木を置き、雪に覆われた山を遠景にして、白鳥が浅瀬で羽をばたつかせている光景を思い浮かべた。小学生のときバス遠足で行った浅所海岸のイメージ(遠足のとき白鳥はいなかったが)。

 

【温泉】水晶苑。

囲碁サロンの顔ぶれは、白髭師匠、森のくま氏、大きな栗畑氏、それいけ探検隊長、私の5人。奇数で一人が岡目八目に回るローテーだが、私と大きな栗畑氏がずっと対局し、あとの3人で対局相手を回していた。それいけ探検隊長が5番目に到着して、白髭師匠と森のくま氏との対局が先に終わったのでそういうローテーになった。が、私と大きな栗畑氏との対局が終わっても、岡目八目に回っていた白髭師匠は私らの対局に入ってこなかった。碁敵の二人にずっと打たせておけという配慮をしてくれたのだと思う。実際には大きな栗畑氏との棋力の差は歴然としており、とても碁敵と言えるほどの拮抗した差ではないのだが……。

戦績は、5子局で●●○○○と後半に三連勝し、置石が一つ減って4子局に昇格。白髭師匠から、「やっと五目並べから抜けたか」と冷やかされる。その4子局が●で、トータル3勝3敗。次回は4子局をキープし、できれば3子局昇格を狙いたいところです。

 

【タイムラプス】9月7日(土)6:04〜7:54の伊豆長岡の空。27秒。

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