いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

若人のけふの力を日日草(あ)

臨任2日目で、早くも音をあげている。

今日は夏休み明け課題テストがあり、5時間のうち3時間の試験監督があてがわれた。

国語のテストは1時間目だったが、今日中に終わらせようと思っていた採点が、4クラスのうち半分の2クラス分しか終わっていない。空き時間を利用して採点したが、それだけではとても追いつかない。放課後は体育の部の練習があり、そのあと部活動があり、午後6時からは学校評議委員会があり、明日の授業の教材研究もできない。ましてや国語の場合、夏休み課題感想文に目を通し、学校代表作品を選考しなくてはいけない。私の机は、今日のテストの答案用紙と感想文原稿用紙の束とですでにぐちゃぐちゃである。

去年まで傍で見ていて、いやあ中学校の先生は大変だなあと思っていたその大変さを、臨任2日目にして身をもって感じている。こんなにきつい仕事を安易に引き受けてしまって失敗したなあ。

9月から始まった新しいステージの朝は、こんな感じ。

午前3時に起床し、お湯を沸かして熱いココアを飲む。

ブログのアクセス数とメールをチェックし、朝日新聞と毎日新聞のコラムと社説を読む(デジタル版)。

ブログにアップする「書」をZenBrush2で書く。

「たて書きコラム」を日経新聞「春秋」から順に5時まで読む(全部読みきれない。福井新聞「越山若水」まで行ければ御の字)。

タイムラプス撮影にiPhoneXRをセットし、パソコンの「メモ」でブログの下書きを書く。

7時にテレビでニュースを見ながら朝食を摂る。

7時半に出勤する。

こんなせわしない毎日だから、土日が待ち遠しくて仕方がない。が、土曜は部活動でほぼ潰れる。若い頃ならなんとかこなせたかもしれないが、この歳になってこの生活パターンは辛い。

でもブログはやめませんよ。ブログを書くのは、朝起きたら必ずトイレに行くようなもので、今では私の生活の一部になってしまっていますから。

 

【今日の一枚】ニチニチソウ(日日草)。

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グランドの上の花壇に咲くニチニチソウ。

いよいよ学校祭体育の部の練習が昨日から始まった。グランドはうだるような残暑が続き、子どもたちも先生方もぐったり。校長先生が種から育てたニチニチソウだけが、元気に咲いています。

 

【書】「占」セン・うらなう・しめる(No.231)

▼甲骨文1

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▼甲骨文2

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卜(ぼく)と口とを組み合わせた形。卜は亀(かめ)の甲羅(こうら)の裏がわに、縦長に棗形(なつめがた)の穴を刻(ほ)り、その傍らにすり鉢形(ばちがた)に穴を作り、そこを灼(や)いて表面にできた卜形のひびわれの形。そのひびわれの形で卜(うらな)うのである。口は〓1(さい)で、神への祈りの文である祝詞(のりと)を入れる器の形。神に祈って卜(うらな)い、神意を問うことを占といい、「うらなう」の意味となる。甲骨文字には、占いに使用する亀の甲羅の形の中に占をかき入れた字形(甲骨文2)があり、この字は「王、〓2(うらなひみ)て曰(いは)く」のように、王が占うの意味に使われる。占いによって知ることのできた神意は絶対のものであるから、のち「しめる、もつ、もっぱらにする」の意味となる。<『常用字解』より>

〓1(手書き画像)↓

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〓2(手書き画像)↓

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この字は金文の例がなく、甲骨文だけである。卜の部分の横線が垂れている例は『古代文字字典』にはなく、右であれ左であれ、すべて上に反り上がっている。

甲骨文2は、アクション仮面が笑っているように見えて面白い。

 

【温泉】一二三荘。

 

【タイムラプス】9月3日(火)5:05〜6:57の伊豆長岡の空。28秒。

https://www.facebook.com/100001436582002/videos/2491755560882306?sfns=mo