いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

油蟬余すことなく鳴き尽くす(あ)

【今日の一枚】アブラゼミ(油蟬)。

f:id:jijiro:20190901130149j:image

窓際のカウンターで本を読んでいたら、法螺貝を入れてぶら下げておいたスカリ(釣った魚を入れて水中に沈めておく網袋)にアブラゼミが飛びついて、いきなり鳴き出した。耳をつんざくような鳴き声は、わざわざ読書の邪魔をしに来たとしか思えない。やっとこさ地表に顔を出したはいいが、持って生まれた鳴き声が災いして邪魔者扱いされるとは、なんともかわいそうな蟬である。

 

【書】「責」セキ・サイ・せめる・もとめる・つとめ(No.228)

▼甲骨文

f:id:jijiro:20190901130257j:image

▼金文

f:id:jijiro:20190901130316j:image

もとの字は〓1(せき)に作り、音符は朿(せき)。朿は先の鋭くとがった木で、標木(目印の木)として立てることもあり、また突き刺すのに使用する。これを賦貢(ふこう=税)として納める財物(貝)の上につけて印とすることを〓1といい、賦貢として納める財物をいう。その財物が農作物ならば積といい、織物ならば績という。(後略)<『常用字解』より>

〓1(『超漢字』画像)↓

f:id:jijiro:20190901130336j:image

甲骨文は、シンメトリーでやや整い過ぎた。どこかの秘密結社のロゴマークみたい。

金文もシンメトリーの形なのだが、貝の部分の右側を少し膨らませる形で変化を持たせた。

 

【絵日記】自己紹介用四コマ絵巻(No.104)

f:id:jijiro:20190901130422j:image
f:id:jijiro:20190901130418j:image
f:id:jijiro:20190901130428j:image
f:id:jijiro:20190901130409j:image

いよいよ来週月曜から臨任講師が始まる。まずは自己紹介ということになるのだろうが、それでなくても私の受け持つ授業だけスタートが一週間遅れているので、先行する他のクラスに進度を合わせるためにも、自己紹介の時間をそんなに長く取ることはできない。

そこで考えたのが、四コマ漫画風絵巻。これをプリントアウトして授業で配り、私の人となりを手っ取り早く知ってもらおうと思った。字だけだと殺風景だから絵を添え、ついでに文字を手書きすることにした。なんのことはない、この「絵日記」のように描いたのを配ろうというわけだ。

問題は、家で描いたのを、どうやって職場の印刷機で印刷するかということ。データをjpegなりpdfなりでiCloudに保存したとして、職場のパソコンからアクセスできるかどうか判らない。たぶんアクセスできないネットワーク仕様になっているように思う。

では、USBメモリに保存して、それを職場のパソコンに読み取らせるのはどうか。それも無理。USBメモリ紛失事故の多発から、USBメモリ使用を全面禁止にしている教育現場は多い。

こうして見てくると、私のやろうとしていることがほぼ不可能であることが判ってきた。ここはおとなしく、何もしないのがいちばんということのようです。なんだか味気ない世の中になったもんだ。ああ、学級通信を自由に発行できた昔が懐かしい。

でも、せっかく3時間かけて描いたから皆さんに見ていただこうと思ってアップすることにした。いずれ、こんな具合に日常の一コマを絵巻風に描いていけたらいいと思っている幻の試作品です。文字は縦書きになるか横書きになるか判らないけれど、どっちにしてもここは手書きでしょう。手書き文字は素顔を見られるようで恥ずかしいけれど、少なくとも活字にはない人間臭さと温かみがあります。

 

【温泉】一二三荘。

 

【タイムラプス】8月31日(土)7:21〜9:13の伊豆長岡の空。27秒。

https://www.facebook.com/100001436582002/videos/2486538268070702?sfns=mo