いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

迎へ撃つ鉄砲百合に孫の影(あ)

【今日の一枚】テッポウユリ(鉄砲百合)。

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庭に咲くのはタカサゴユリ(高砂百合)だとばかり思っていたら、これはテッポウユリですね。

どこで見分けるかというと、横に赤紫の縞模様が見えるのがタカサゴユリで、縞模様がなくて真っ白なのがテッポウユリというふうに見分けている。

この百合は、玄関アプローチの大きな敷石のくぼんだところから生えていて、去年はそこに咲いてなかった。どこから球根が転がってきたんだろう。人がちょうど歩くところに咲いているから、来週、夏の最後を楽しみに来るという孫の、またしても餌食になるな。

 

【書】「省」セイ・ショウ・かえりみる・はぶく(No.223)

▼甲骨文

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▼金文

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金文の字形は生の下に目をかく形で、音符は生(せい)。のち生が少の形となる。それで生(せい)・少(しょう)の二音があるが、生・少は本来は眉(まゆ)に飾りを加えた形ではないかと思われる。目の呪力(じゅりょく=まじないの力)を強めるために眉飾りをつけることが多いからである。その呪力のある目で巡察すること、見回ることを省という。(中略)巡察することから、省察(自分の行為や生活をかえりみて、善悪・是非を考えること)・反省(自分の行為をかえりみること)のように、「かえりみる、みる」の意味に用いる。巡察して取り除くべきものを取り去ることから、「はぶく、へらす」の意味となり、省略(しょうりゃく=はぶいて簡単にすること)のようにいう。<『常用字解』より>

「生・少は眉に飾りを加えた形」と解く。眉飾りにしてはずいぶん大仰な感じもするが、目ぢからを示すにはこれくらいの気合も必要だったのかもしれない。甲骨文は、「今日の一枚」のテッポウユリのように、ありえないところに根を生やす力強さが感じられ、金文は、こんな目で見つめられたらころりと参ってしまいそうな貴婦人の妖艶を連想させる。どちらも書いて面白い。

 

【絵日記】水島新司(No.101)

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ネクタイの水玉模様は、コンセプトの「ブラシマーケット」で購入した「Memphis7」というやつを使った。まだまだ試行錯誤進行形です。

手書き文字は、つい癖で続け字を書いてしまう。その方が書きやすいからだが、そろそろ漫画風に見栄えを変えていかなくてはいけないとも思っている。でも、できるかな。続け字は私の癖字でもあるからな。癖字を直すのは思った以上に結構大変ですよ。

 

【温泉】水晶苑。

昼前に水晶苑に電話を入れたら、源泉ポンプは復旧して営業しているという。それで、いつもの定食屋でランチを食い(サバ煮&コロッケ600円)、

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1時半に温泉に浸かって、2時に囲碁サロンに顔を出した。

2階大広間では、白髭師匠と大きな栗畑氏が対局し、それを森のくま氏が観戦中だった。私が挨拶をしたら、待ちかねたとばかりに森のくま氏が碁盤をセットし(本来なら年下の私がセットしなければいけないのだが)、早速、森のくま氏との5子局が始まる。森のくま氏はせっかちというかテキパキというか、ともかく動作が機敏で、打つ碁もまた然り。相手に考える隙を与えないかのようにポンポンポンと打ってくる。その森のくま氏と立て続けに三番打ち、○○●の2勝1敗。続いて対戦相手を交互に入れ替えての大きな栗畑氏との5子局は、○●の1勝1敗。トータル3勝2敗の戦績で、この夏の囲碁サロンでの対局を終える。

途中で、受付の人が差し入れてくれたスイカを頬張る。田中山のスイカで、分厚い皮を切り取って、対局しながら食いやすいように一口サイズの大きさに切ってある。ご丁寧に人数分の爪楊枝もさしてある。それを口にしながら、ああ水晶苑の夏も終わっちまったなあと、しばし感慨にふけったことだった。

 

【タイムラプス】8月24日(土)6:41〜8:15の伊豆長岡の空。23秒。

https://www.facebook.com/100001436582002/videos/2473755379348991?s=100001436582002&sfns=mo

雲と雲の隙間にちょこっと富士山が見えた。