いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

一杯の水に床出づ熱帯夜(あ)

【今日の一枚】パラリンピックのチケット申し込み完了。

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修善寺の伊豆ベロドロームで開催される東京2020パラリンピック自転車競技のチケットの申し込みが今日から始まった。ずっとこの日を待っていた。

チケット購入には、まずID登録をしなければならない。必要事項を記入して送信すると折り返しメールが送られてきた。そのメールにリンクされたサイトにアクセスして、登録者本人と認証されたところで申し込みが始まる。手続きがちょっと厄介かなと思ったが、やってみたらそんなでもなかった。

せっかくの機会だから孫に本物を見せてやろうと、奮発してチケットを4枚申し込む。ベロドロームの迫力は半端ないからね。観客席とバンクの距離がハイタッチできるくらいに近い。

というわけで申し込みが完了しました。あとは抽選結果を待つだけ。抽選は10/2。当たるといいな。

 

【書】「斉(齊)」セイ・ととのう・ひとしい・つつしむ(No.221)

▼甲骨文

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▼金文

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もとの字は齊に作り、髪に三本の簪(かんざし)をさした形。同じ長さの三本の簪を立てて並べた形であるが、金文の字形は額(ひたい)の上で三本をまとめた形である。それで「ひとしい、ととのう、そろう」の意味となる。三本の簪をさしているのは、祭祀(さいし=祭り)に奉仕するときの婦人の髪飾りであり、祭卓(祭りのときに使う机)の形である示を加えて齋(斎)隣、祭事に斎戒(ものいみ)して神につかえることから、「つつしむ」の意味となる。<『常用字解』より>

苗字の「さいとう」の「さい」には「斉」「齊」「斎」「齋」があり、それぞれの使い方にこだわる人を身近に知っている。「わたなべ」の「なべ」もそう。自分のアイデンティティだものね。大いにこだわってください。

甲骨文は、にじみ度合いを「Std(スタンダード)」で、金文は、「Wet」で書いている。甲骨文では鋭さを表したいと思い、金文では柔らかさを表したいと思うから。それをいつも意識して使い分けている。

 

【絵日記】尾崎放哉(No.99)

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描いて思ったけど、尾崎放哉って童顔ですね。石川啄木に通じるものがある。

啄木といえば、「はたらけどはたらけど猶我が生活楽にならざりぢっと手を見る」という人口に膾炙された短歌がある。放哉にも「淋しいぞ一人五本のゆびを開いて見る」という句があって、なんだか似てる。

調べてみたら、実は放哉が啄木の一つ上だと判った。同時代に生活困窮にあえいでいたんですね。二人は境遇を同じくする者として、どこかで会っているなんてことはないのでしょうか。

これも調べてみたら面白いかもしれないが、私はさほど面白みを感じないからこれ以上調べない。

 

【温泉】水晶苑。

風呂場で大きな栗畑氏と一緒になった。先に湯から上がった栗畑氏がラウンジで私が出てくるのを待っていてくれた。となれば今日の相手は大きな栗畑氏オンリーかなと思って私は階段で、栗畑氏はエレベーターで2階に上がったら、大広間にひとり白髭師匠が囲碁相手の到着を待っていた。

そうなると、先に大広間に着いた私に声がかかるのは成り行きというもの。エレベーターから降りた栗畑氏は私のすぐ後ろにいたのだが、対局を白髭師匠と私に譲り、自分はテレビで甲子園大会決勝を見るんだと、座布団を四、五枚並べてゴロンと横になった。大きな栗畑氏は高校野球が大好きなようです。

そうこうしているうちに、それいけ探検隊長がやってきて栗畑氏に声がかかった。が、栗畑氏は「今日はこれを見るんだ」と言ってそのまま寝転んで高校野球を見る構え。そこへ名古屋鬼瓦氏がやってきたもので、探検隊長と鬼瓦氏とが碁を打ち始めた。結局、大きな栗畑氏は履正社が初優勝を決めるまで1局も打たなかった。

私と白髭師匠の対局は、5子局で●●○●の1勝3敗。最後の4局目は、盤面は黒が若干リードしていたが、白は黒のアゲハマを6個持っていたので(私のアゲハマは0個)、それを勘定に入れて1目勝っていると思った、とは打ち終えてからの白髭師匠の講評。やはり上段者は違うわ。いやあ、勉強になります。これからもいろいろ教えてください。

 

【タイムラプス】8月22日(木)6:08〜8:11の伊豆長岡の空。30秒。

https://www.facebook.com/100001436582002/videos/2470209326370263?s=100001436582002&sfns=mo