いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

図書室にぬいぐるみある昼寝かな(あ)

【今日の一枚】図書室のぬいぐるみ。

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今週は三者面談週間で、授業を午前中で終えて午後を面談の時間に充てる。担任は、今日から金曜までの4日間に、多いクラスで35組の親子と面談をする。一日平均9組として、費やす時間を一組30分と見積もっても270分=4時間半。給食を摂り、掃除をし、帰りの会をやったらもう最初の面談が始まる午後1時。そこからトイレ休憩なしの通しで面談を続けても、終わるのが5時半。それを4日間やる。いやあ、担任は大変です。特に3年生は行く高校を絞らなければいけないから倍大変。高校の先生も小学校の先生も大変は大変だけど、中学校の先生がいちばん大変なんじゃないかな。見ててそう思う。

さて、子どもたちは自分の面談の時間が来るまでどこで待機するかというと、部活に所属している子は部活動に出るが、そうでない子は、基本的に図書室で自習して時間調整をする。

ところが、図書司書の先生は時間給だから、勤務時間が終了する午後2時45分になると帰ってしまう。それで司書の先生が帰った後に、図書室にいる子たちの面倒を見るのは誰かというと、4時半まで勤務の私、になるのである。

面倒を見るといっても、私は身分上「指導」はできないことになっているから、学習で困っている子がいたとしても助言はできない。例えば、子どもが書架の本を手にとって読むとする。と、読めない漢字が出てきた。子どもは私に訊きますよ、「これ、なんて読むの?」。でも、教えてはいけない。

なにそれ、でしょ? それって、絶対おかしいでしょう。読み方を知りたがっている子に読み方を教えて不都合ありますか? ないでしょう。道に迷っている人に道を尋ねられて、私の立場上教えてはいけないことになっているので教えられません、って、そんなこと言えるわけないだろ。だから私は越権と言われようが何だろうが教えちゃいますよ。それが子どもを社会全体で育てるということなんじゃないんですか?

 

【書】「首」シュ・くび・おさ・はじめ(No.187)

▼甲骨文

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▼金文

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頭の髪の毛と目とをしるした、首の形。目は顔面を表現し、その上に頭髪をつけている。(中略)異族の者の首を携えて、その呪力(じゅりょく=呪いの力)によって邪霊を祓(はら)い清めて進むことを導(みちびく)といい、祓い清められたところを道(みち)という。首は人体の中でもとくに大切な部分であるから、中心になる人(「おさ、かしら」)やものの意味となり、首長(団体の長)・首領(かしら)・首都(国の中央政府のある都市)のようにいう。また首は人体の最上部のところにあるから、首位(第一の地位)・首唱(まっさきに言い出すこと)・首尾(頭と尾。また、初めと終わり)のように、「第一、はじめ」の意味に用いる。<『常用字解』より>

甲骨文は動物のしゃれこうべに毛が生え残った図。さて、どこから書き始めるのだろうと見て、下あごから書き始めた。目の点は丸くならないように、線を引くようにして書き、最後に三本の毛を書く。

金文は、逆に三本の毛から書いた。目の輪郭は一筆書きのように丸を書くのではなく、左右と弧を分けて書き、目玉の点を最後に書いた。なんだか形が深海を泳ぐヒカリキンメダイみたい。

 

【温泉】一二三荘。

 

【タイムラプス】7月16日(火)4:45〜5:27の伊豆長岡の空。38秒。

https://www.facebook.com/100001436582002/videos/2405908736133656?s=100001436582002&sfns=mo

最初、カメラを伊豆長岡方面にセットしたが、途中で雨が降ってきて、軒下にカメラを移動させて韮山方面の撮影に切り替えた。つもりが、スイッチを入れるのを忘れた。というわけで、今日のタイムラプスは雨が降ってくる直前の圧縮動画です。撮影時間が1時間弱なので、スピードがゆっくりです。