いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

夏草や天城連山どこまでも(あ)

右肩がジンジン痺れて痛い。数日前から痛み出した。

昨秋は左肩が痺れたが、その症状と全く同じ。そのときは病院にかかり薬を処方してもらった。その湿布薬を今貼っているが、効き目はまるでないに等しい。

肩は真上にしっかり上がり、ラジオ体操第一の腕の振り回しも支障なくできる。ただ、腕をだらんと下げているだけで痺れる。

去年は左肩だったけど、今年は痺れが右肩に移った。右肩で何が辛いって、カブに乗ってアクセルの加減を調節するのが何より辛い。ジンジン痺れて握り手を離したくなるが、離すと走らなくなるから離せない。

年をとって骨がもろくなり、関節が少しずれてきているのだろうか。去年、医者に診てもらったときになんて言われたっけ。それを知るのに過去のブログを検索してみた。すると、10月10日の記事にこんなコメントを書き残していた。

「骨には異常はないですね。骨の周りが炎症を起こしているのでしょう。2週間分の痛み止めの薬と湿布薬を処方しておきます。それで様子を見てみましょう。ではお大事に」

そうだ、どこかつっけんどんな言い方をする医師だったのを思い出した。

「骨の周りが炎症を起こしているのでしょう」といった素人みたいな見立てだったが、そのときもらった痛み止めの薬が4錠しか減っていないところをみると、それだけで治まる程度の痛みだったのだろう。

どうしようか、半年以上前の薬だけど、余ってるやつをちょっと飲んでみるか。薬に賞味期限なんてないよな。

 

【今日の一枚】油の切れた草刈機。

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この下に第二グランドがあり、下から順に正門に向かって草を刈っている。

今日はその中でもいちばんの難所を攻める。丈が1mを優に超える雑草群がうじゃっと茂るところを果敢に攻め入るが、丈が長いものだからすぐに草刈機の刃にからまってしまい、そのたびに草を手で取り除かなければいけない。それで取り除いたそばからすぐにまたからまる。その繰り返しで、なかなか先へ進まない。

そのうち満タンに入れた油が尽きてしまった。注油して作業を続行しようと思えばできるだけの時間は残っていたが、休憩なしで2時間頑張ったし、水分補給を最優先して、今日はここで上がることにした。

写真右側の茂みはほとんど木と化していて、草刈機では歯が立たない。切るならチェンソーでしょうの段階にまでなってます。で、そこの茂みから蔓が何本も、岸壁を離れる連絡船のテープのように生え出ていて、これを断ち切るのが厄介この上ない。草刈機は基本的に縦に伸びている草を刈るのには適するが、地を横に這う蔓を刈る用途には適さない。

とまあ、こんなふうに悪戦苦闘しながらしつこい夏草をやっつけています。梅雨に入ったらしばらくできませんから、やるなら今のうちと晴れたら外に出ています。

 

【書】「好」(No.144)

▼甲骨1

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▼甲骨2

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女と子とを組み合わせた形。甲骨文字には女が子どもを抱く形(甲骨1)や母親が子どもを抱く形(甲骨2)があるから、もと母親が幼児をかわいがることをいう字であろう。[詩経(しきょう)]に「妻子、好合す」(妻子、仲むつまじい)の句がある。母親の子どもに対する愛情の意味から、姿が「うつくしい」という意味、「したしい」の意味となり、すべて状態が良好である(よい)ことをいう。また良好なものを「このむ」の意味にも使う。<『常用字解』より>

甲骨1は、やんちゃな子らしい。「女が子どもを抱く形」というよりも、女に飛び蹴りを食らわす子どものように見える。女はややひるみながらも、しゅわっちと子どもを抱き迎える。

甲骨2は、ぐずる子を抱き寄せてたっぷり愛情を注ぐ母親の図。女の胸に点を二つ書き添えれば母になり、母になれば女は絶体的に強くなる。それは漢字が誕生した時代も人工知能が発達した現代も同じ。

 

【温泉】一二三荘。

 

【タイムラプス】6月3日(月)5:14〜8:11の伊豆長岡の空。22秒。

https://www.facebook.com/100001436582002/videos/2330397250351472?s=100001436582002&sfns=mo