【今日の一枚】生まれ変わった薪置き場。
校長先生に学校から運んでもらった廃材で新しく薪置き場を作った。
180cmの長さの2×4材がちょうど8本あったので、まず、これを組んでロの字型を二つこしらえる。屋根の傾斜を考えて、手前の脚を5cmほど短くした。
次に、その二つのロの字型を60cmの長さの2×4材でつなげる。のだが、これが一人だと型を支え持つ人がいない。それで、どうしたかというと、隣家のコンクリート擁壁と立てかけた型の隙間に薪板をあてがって仮止めし、まずは床の部分だけ固定させた。反対側も同じようにして固定させる。
60cmの長さのがたくさんあれば、スノコのように並べて床板を作るのだが、60cmのは7本しかなかった。7本とはいかにも中途半場だが、ただでいただいた廃材であれば仕方がない。床に2本使ったので、残り5本を側面上部と中程に2本ずつ、最後の1本を床の真ん中に打ち付けた。
これで骨組みは大体済んだが、試しにちょっと揺らしたらまだグラグラする。背後の中程にもう1本180cmが欲しいよなあ、そこを固定したらだいぶ安定すると思うんだが、なんかないかなあと家の裏に回ったら、うまいことにおあつらえのが1本あった。初期の頃の修繕で出た、どこかのドア枠に使っていた180cmのラワン材がありました。
ラワン材だから雨ざらしにも朽ちることなく残っていた。こいつを背後の横に打ち付ける。すると、この1本でぐらつきがかなりなくなった。上部の桁とこの横木に立て板を打ち付ければ補強はバッチリだが、それはまた別に材料を用意しないといけないので、新薪置き場作りはひとまずはこれで終了。
あるだけの材料で、これだけのものができたことに満足している。金は一銭もかかっていない。強いていえば木ネジ代くらいか。以前のものより多少幅が縮まったけれど、またいずれピザバス屋さんに薪を頼むとして、天井まで満杯に積めば1シーズン分はストックできるのではないかと思っている。
今日は少し遅めの朝食だったので、昼飯を抜いてそのまま夕方まで作業をぶっとおした。朝からずっと雨が来そうな曇り空で、降り出す前に作業を終えたくて日曜囲碁トーナメント戦も見ずに頑張りました。
そうしたら、道具を片付け、散らかした薪をもう一度積み上げているところでポツポツ雨が落ちてきた。あたかも作業が終わるのを待っていたかのような雨でした。
【書】「后」コウ・ゴ・きさき・のち(No.143)
▼甲骨文
▼金文
人と口とを組み合わせた形。人の前に神への祈りの文である祝詞(のりと)を入れる器(〓=さい)を置いた形。この形の古い字形はないが、この字形からいえば、君と字の作り方や意味が近い。それで后は古くは「王の后(きさき)、后妃(きさき)」を意味した。字形は異なるが、甲骨文字では女が子を産みおとす形で、毓(いく=育てる)の形に似ている。
〓(手書き画像)↓
「人と口とを組み合わせた形」という字解は、金文の字形を言っているものと思われる。甲骨文と金文と、両方を書いてみたが、書いて面白いのは断然甲骨文のほう。まさに「女が子を産みおとす形」そのまんまです。
【タイムラプス】6月2日(日)6:44〜8:53の伊豆長岡の空。32秒。
https://www.facebook.com/100001436582002/videos/2328550700536127?s=100001436582002&sfns=mo