いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

かたばみのここにも咲くや甃の上(あ)

今日から3年生の修学旅行、2年生は職場体験、1年生は下田宿泊研修。ということで私は今日と明日と休み。どころか土日をまたいで月曜は先日の土曜授業参観の代休、火曜は3年修学旅行の代休で、つまり私は、昨日から来週火曜まで7連休になるのです。この間のGWで休み過ぎたというのに、またしても休みが続くことになって、なんだか休みの合間に仕事に出かけるといった感じです。

年間トータル勤務日数が170日ということはそういうことかと、ここへきて改めて実感している。もっと働きたいという気持ちはこれっぽっちもないけれど、これだけ休みが多いとなんだか気が抜ける、というか張り合いがない。でも、老後ってそういうことなんだろうな。

 

【今日の一枚】庭のムラサキカタバミ(紫酢漿草)。

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玄関アプローチの敷石の、やや凹んだところに土が溜まっていて、そこにポツンと咲いていた。きれいな花だと見たが、これが結構厄介な「雑草」らしい。

ウィキペディアの説明に、「南アメリカ原産であるが、江戸時代末期に観賞用として導入されて以降、日本に広く帰化している。環境省により要注意外来生物に指定されている」とある。<https://ja.wikipedia.org/wiki/ムラサキカタバミ>

また、「土の中の鱗茎を取り尽くすのが非常に難しいので、駆除の困難な雑草」ともあり、かわいい花だからそのまま咲かせておけばいいじゃないかという気もするが、そうすると図に乗って(?)どんどん繁殖し芝地をダメにしてしまうらしい。なにせ環境省指定の要注意外来生物(2015年から「生態系被害防止外来種」に名称変更)ですから。

うちの場合は、敷石の上だからこれ以上繁殖する心配はない。いざとなれば首根っこをとっ捕まえてぐいとむしれば鱗茎もろとも処分できる。

かわいい花なのにねえ。もったいないねえ。

 

【書】「月」ゲツ・ガツ・つき(No,126)

▼甲骨文

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▼金文

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月の形。「つき」をいう。月はみちかけするものであるが、まるい形の日(太陽)と区別するために、三日月の形とする。夕方の月の形である夕(ゆうべ)と古い字形は似ているが、甲骨文字では月には三日月の中に点がなく、夕には点がある。金文では逆に月には点があり、夕には点がない。今の字形では、月には点を二つ、夕には点を一つ加えて区別している。<『常用字解』より>

夕について上述のような説明だったので『古代文字字典』に当たってみた。すると、甲骨文にも金文にも、点があるのとないのとが一緒くたに混ざっている。漢字が成り立った当時は月も夕も今と違って、区別をつけずに使っていたということか。

例によって、甲骨文も金文も、月の欠け方は右が欠けているのと左が欠けているのとあるが、甲骨文は右が、金文は左が欠けているのを書いてみた。それで、どちらが書きやすかったかというと、金文が書きやすかった。普段書く手書きの月の向きがそうだからだろう。でも、書いて面白かったのは甲骨文。反りの按配と余白のバランスに腐心しながら、どうしたら変化の感じられる字になるかということを意識できた分、何度も書き直したけど面白く書けた。

 

【温泉】一二三荘。

 

【タイムラプス】5月16日(木)5:36〜7:44の伊豆長岡の空。31秒。

https://www.facebook.com/100001436582002/videos/2298840446840486?s=100001436582002&sfns=mo