いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

暖色の花まるまると初夏の露(あ)

【今日の一枚】整えた庭の奥。

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根元をビール瓶で飾ってあるのが柚子で、今の家を手に入れた当初からこの周りは草ぼうぼうだった。それを今回は7年目にしてやっと草をむしってスッキリさせた。草を取り除いたら、根の2箇所に穴が空いていて、先日シロアリに噴霧した残りの殺虫剤を穴に吹きかけたら、中からアリだのダンゴムシだのハサミムシだの光沢のある黒い小虫(名前を知らない)だのが出てきた。去年、柚子が1個も生らず葉がパラパラ枯れ落ちたのはこいつらが悪さをしていた可能性がある。柚子の幹を揺するとベキベキ根が鳴るから、小虫どもに相当根を傷めつけられているのだろう。が、お陀仏になったわけではない。今年になって若芽が生えた枝もあり、白い花を咲かせようとしている枝もある。だったらと今年の冬までもう少し様子を見てみることにした。

草をむしり取ってのっぺりしたスペースにマリーゴールドを植えた。マリーゴールドは虫除けの効果があるという。普通は畑の畔などに植えるらしいが、柚子の虫除けにも効くかと思って田京のホームセンターで買ってきた。一株138円×6本。

まあ、効果どおりの虫除けにならなくても、見た目華やぐからいいでしょう。

柚子の右にあるのが夾竹桃。こいつの枝が柚子に覆い被さっていたので、10本ほど剪った。これで柚子にもだいぶ陽が当たるようになるだろう。

夾竹桃の隣の竹を立てかけてあるのが八重桜。幹の太さから推して、築40年の家屋より前にここにあったと思われる。かなりくたびれた感じはあるが、私の目が黒いうちはずっと咲いてくれないと困るから。頼むよ。

八重桜の下に小さなコンポストが見えるが、これは藤沢で市民農園を借りていたとき使っていたもの。手前の大きいコンポストが満杯になったときの予備で置いてあるが、出番はまだない。他に置き場所がないからここに置いている。

その予備コンポストの陰になって見えないが、そこにドラム缶を改造した焼却炉がある。前のオーナーが自作した。最初の頃は修繕で出た廃材をこれでがんがん燃やしていたが、さすがに今はそんなことはできない。てか、たぶん最初の頃もできなかったが、隣近所で洗濯物を干せない雨の日などはひっそり利用させてもらっていた。

その奥がサザンカ(山茶花)で、さらに奥に椿の茂みが続く。青い網は隣の敷地。隣家はそこにイチジクを植えている。網には蔓草が絡みそうだが、お隣はマメに庭の手入れをするご夫婦だから、網に蔓草が絡んだところを見たことがない。放ったらかしが基本のうちとは訳が違う。

それでも、この連休は頑張って庭の草むしりをもりもりやりましたよ。途中、雨に降られ、雹に叩かれもしたけれど、よく頑張りました。中腰の作業が続けば腰に鈍い疲労も残るが、それとて温泉に浸かればけろっと治り、焼酎をグビッと呑れば、ああ世は極楽じゃ極楽じゃ。

てなもんで、どこへも出かけない連休だったけど、草むしりに囲碁にと、それなりに充実した連休を過ごすことができました。

 

【書】「区」(No.116)

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もとの字は區に作り、匸(けい)と品とを組み合わせた形。匸の中に■(さい=画像参照)(神への祈りの文である祝詞を入れる器の形)を三つ置いている形。匸はひそかに儀式を行う聖所として匿(かく)されている場所。多くの祈りの器を並べて祈る場所を区といい、声をあげて祈るのは歐(欧。歌う)、ときには■を毆(う)って祈りの実現を求めることもある。祈りの場所を小さな区域にかこって祈るので、区は「くぎる、わかつ」の意味となる。<『常用字解』より>

『古代文字字典』で確認すると、右側のカーポートの屋根みたいな格好のパーツは、左下にL字型に刻んだのもあれば、その逆の右下にJ字型に刻んだのもある。その中で、左上に厂のようにぶら下がる格好のだけがない。なんでだろうね。

いろいろある甲骨文の例から、どことなく眼鏡をかけた日曜のお父さん、といったほのぼのした顔つきに好感してこの字を書いてみた。

■↓(この字は『超漢字』にもなく、しかし、これから頻繁に出てきそうなので、Conseptsで手書きして画像保存しておいた)

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【温泉】一二三荘。

 

【タイムラプス】5月6日(月)5:54〜7:51の韮山方面の雨空。29秒。

https://www.facebook.com/100001436582002/videos/2282162641841600?s=100001436582002&v=i&sfns=mo