いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

探検の子の道隠し明日葉生ふ(あ)

大きな栗畑氏と午後から碁を打つ。昨日は栗畑氏のお知り合いにご不幸があったとかで碁はお休み。

今日の戦績は4子局で●○●○●●●の2勝5敗。最初は負けたり勝ったりだったが、5局目から3連敗を喫し、二人のルールで5子局に降格。5子局で3連勝し、すぐさま4子局に返り咲くはずが、なんと、まさかの5子局2連敗。

明日も打つ約束をし、明日の1局目は6子局への降格を阻止する大事な対局になる。栗畑氏に6子置くことは断じて許されない。6子置くなら碁をやめる。それだけの覚悟で臨まなければならない。

 

【今日の一枚】アシタバ(明日葉)

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向かいの休業中ホテル従業員駐車場に群生している。今日もうちへ碁をうちに来た大きな栗畑氏が「車を駐めたところにアシタバがうんと生えている」と教えてくれた。

アシタバといえばすぐに伊豆大島を思い浮かべる。天ぷらにして食うとうまいと言うけど、食ったことはない。いや、その昔、どこぞの宴会のお膳にちょろっと出たことがあったかもしれない。でも、覚えてない。

ここの駐車場の奥はちょっとした竹林になっていて、ホテルがまだ営業していた頃は、コック長がよくそこで筍を掘っていた。その頃から写真の放置車は雨ざらしになっていて、私なぞは薄気味悪くて近づかないが、遊びに来る孫は平気な顔して近づいて車の中を覗き込む。いつの時代も子どもは探検ごっこが大好きだ。

3月下旬に「いずぃなり会」をやったときは、シャガが花咲いていたのは覚えているが、アシタバは確か生えていなかった。桜が終わったあたりから一気に繁茂して、今はこんな具合だ。

アシタバは去年もここに生えていたっけか。生えていなかったと思う。鳥が大島からタネを運んできたんじゃなかろうか。それにしても、たった一年でこんなにうじゃうじゃ茂るようになるものだろうか。

気になって「アシタバ」をネットで検索したら、「あしたば(明日葉)は、日本原産のセリ科の多年草で『今日摘んでも明日には新しい芽が出る』といわれるほど成長が早く、生命力の強い植物です」<https://www.ashitaba.co.jp/ashitaba/>なんだそうだ。なるほど、それでアシタバと言うんだね。

アシタバに興味を持ったので、もう少しこのサイトに付き合うことにした。すると、「江戸時代には天然痘予防に用いられました」とあり、「もっと古くには『不老長寿の妙草』として、秦の始皇帝や漢の武帝が日本までこの妙草を求めて家来を遣わしたという伝説があります」<同>というところまで来ると、どうも眉唾物になる。

だけど、ざっと目を通した感じでは健康には良さそうだ。かかりつけの主治医からは通院のたびに野菜を摂れ摂れと言われるから、そうだな、アシタバがこんなに自生しているのなら、ひとつ食習慣に加えてもいいかもな。

 

【書】「教」キョウ・おしえる・おそわる(No.112)

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もとの字は敎に作り、爻(こう)と子と攴(ぼく=攵)とを組み合わせた形。爻は屋根に千木(ちぎ=交叉した木)のある建物の形で、校舎をいう。子はそこで学ぶ子弟。爻と子とを組み合わせた●(こう=画像参照)は学(學)(まなぶ)のもとの字である。爻に攴(鞭=むち)を加えて、学舎で学ぶ子弟たちを長老たちが鞭で打って励ますこと、鞭撻(べんたつ)することを示し、敎は「おしえる」の意味となる。千木のある建物の形式は、わが国の神社建築に残されているように、神聖な建物の形式である。古代の中国では、その神聖な建物に一定年齢に達した貴族の子弟が集められ、長老たちから伝統や儀礼などを教えられたのである。<『常用字解』より>

甲骨文に書くと、千木(校舎)の下で子どもが鞭で打たれるさまが一目瞭然。何やってるの、あんた、ちょっとこっちに来なさい、ペシペシと鞭打たれる格好にも見えて面白い。他の甲骨文の例では、子どもの反り具合が反対側(足が鞭側)になっているのもあり、それだと鞭打つ長老から逃れようとする子ども、という図になる。

●の画像↓『超漢字』

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【温泉】一二三荘。

 

【タイムラプス】5月2日(木)6:01〜8:16の伊豆長岡の空。33秒。

https://www.facebook.com/100001436582002/videos/2275635529160978?s=100001436582002&v=i&sfns=mo