いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

草刈りの空を十字につばくらめ(あ)

職員室で印刷文書の枚数を数えていたら、校長先生に、今度の土日に野球の試合があって、うちが会場に当たっているからフェンスのところの草を刈っておいてくれないかと頼まれた。

それで2時間半ほど草を刈る。フェンスの際の草は、フェンスを隔てて内側と外側の両方に生えているから、両側で草刈機を操作しなくてはいけない。ススキのようなイネ科の葉はフェンスを噛むように生え伸びているから、ネットを切らないように刈るのが大変。ガリガリバリバリ刈るというわけにはいかない。草刈機の刃をそ〜っと葉に近づけていくが、刃がネットに引っかかったはずみで草刈機をぐわんと持っていかれそうになること数回。草刈機を操る前は、なんで同じような箇所だけネットが切れているんだろうと思ったものだが、今日の作業でそのわけが判った。

午後7時、大きな栗畑氏が家にやってきて4子置いて5局打つ。結果は●○●●●の1勝4敗。3連敗すると置く石が1個増えるルールだから、次回は5子局となる。前回のように5子局で3連勝してすぐに4子に戻さなくては、棋力の差がありすぎて相手にしてもらえなくなる。栗畑氏は、GWは水晶苑が休みだから、連休中のどこかでまたやろうと言って9時過ぎに帰って行った。よおし、それまでに少し碁勉強しておこう。

 

【季節の花】ハルジオン(春紫苑)。

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庭もだいぶ草ぼうぼうになってきた。中でも目立つのがカラスノエンドウとハルジオン。去年はこんなに生えたっけかなあ。今年はやけに多いような気がする。

仕事で草刈りをする分には、それが仕事だ小遣い稼ぎだと思えば苦にならないが、家の草刈りとなるとまったくやる気が起きない。庭の手入れをこまめにする人は、もうそれだけで私は尊敬します。

おまけの写真は、技術室外の天井に巣くったツバメのつがい。

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仲良く巣に並んでいたところを撮ろうとしたら、気配に気づいてパッと飛びたった。ハルジオンが歳時記に載ってなかったので、今日の俳句は代打でツバメにご登場願うことにした。

 

【書】「牛」ギュウ・うし(No.105)

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正面から見た牛の形。前から見た羊の形の羊と同じかき方であるが、羊に比べて角(つの)が大きくかかれている。角の下のV字形や横線は牛に特徴的な腰の骨が特記している形を表している。(中略)牛は体が大きいので二つに分けることもあったらしく、牛を真中で二つに分けることを半(わかつ、半分)という。それでもその肉は胖(ゆた)かであった。諸侯が集まって誓いの儀式(会盟)をするとき、牛の左耳を切り、その血をすすって誓ったので、会盟を司会することを、牛耳を執(と)るといった。<『常用字解』より>

こういうシンメトリーな字形を書くときは、バランスの変化をどうつけるかに腐心する。左右対称なんだけど、そうならないように気をつけて書く。

書いた字を見ると、これは何かに似ていると思うことよくある。甲骨文や金文にはそういう想像力をたくましくする面白さがある。

で、これ、何に見えますか? 私には戦うスーパーサイヤ人の顔、に見えます。

 

【絵日記】初夏の山道。

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今週月曜の美術の時間に、特支学級の子どもたちは外へ写生に出た。外といっても裏門を出たところの坂道。その日は担任と支援員の先生がいらっしゃらなくて、私がのこのこ子どもたちの後についていくことになった。そのとき子どもたちは教室で配られた真新しいスケッチブックを持っていたが、私は持っていない。それで、私だったらここの景色を絵に描くだろうというところを写真に撮り、帰宅してからその写真をもとに描いた。

描きながら、風景画はやはり透明水彩絵具がいいと思った。色鉛筆(実際はApple Pencil)だと色の絡まり具合が水で溶いた絵具と決定的に違う。色鉛筆は色鉛筆なりの良さがあるのだろうが、私はその良さをまだ見いだせていない。

iPad ProとApple Pencilは最強の組み合わせだと直感した日から、新しい絵の描き方は未だ暗中模索である。そのスタイルが確立するまであとどれくらいかかるかは判らない。でも、ここまできたらやるしかないでしょう。死ぬまで愚直にやり続けるしかないよね。

 

【温泉】一二三荘。

 

【タイムラプス】4月25日(木)5:20〜7:29の韮山方面の雨空。32秒。

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