いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

春深き栄枯盛衰路地の花(あ)

月曜から新しい勤めが始まる。その前のしばしの休日を、休み納めのつもりでまったり過ごす。

最近、朝起きるのが遅くなった。アラームは3時に設定してあるが、アラームで目を覚ましても、その日に特にやることがなければそのまま寝続けてしまうことが多くなった。そして気づけば5時を過ぎて、しまった2時間損したと慌てて起きるのである。

勤めが始まればアラーム通りに起きるようになると思うが、今年の勤務は午後からで午前はフリー。となれば、相変わらず二度寝で5時までぐうすかとなる公算が大きい。ここは午前にやるべき新しいルーティンを設けておかないと、無駄に半日を過ごすことになる。

絵、でしょうか。絵、ですね。絵しかないでしょう。しかし、どうしても絵を描きたいというめらめら燃える激しい熱が、今の私にはないんです。私の目指す絵が、果たしてこれが絵と呼べるものなのかという代物なので、懐疑に陥っているということもある。その思いがずっと尾を引いていて、描くのをためらわせているところがある。一種のスランプでしょうか。これまでになかった絵を描くんだと意気込んだものの、ここへ来てちょっと壁にぶち当たったような気がします。

 

【季節の花】スカビオサ。

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別名はセイヨウマツムシソウ(西洋松虫草)。スカビオサの語源はラテン語のscabiea(疥癬)で、この植物が皮膚病に効くことに因む、と「花しらべ」にある。大仁の旧木炭組合の建物の脇に咲いていた。てっきりこの時期に咲く花だと思ったら、花期は1月〜12月だって。ほ〜、一年中咲いているんだ。だったらあんまり季節の花っていう感じがしないな。花言葉は、「未亡人」「再起」。

 

【書】「鬼」(No.95)

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鬼の形。人鬼をいう。人は死んで人鬼になると考えられた。大きな頭の形がこの世の人の姿とは異なることを示している。古い字形(1枚目)には、厶(し)を加えず、水滴を加えているものがあるが、香りのついた酒をふりかけて、清め祓(はら)っていることを示す。神を祭るときに使う机(祭卓)である示(じ)を加える字形(2枚目)もある。厶はのちに加えられたもので、雲気(云)を示すものであろう。のち魂の字となる。人鬼に対して、自然神を神といい、合わせて鬼神という。<『常用字解』より>

今日書いた1枚目の字形は、片膝ついてジャグリングをしている大道芸人のようでもあり、2枚目のは、待てど届かぬ手紙を郵便ポストの傍らでじっと待ち続ける人のようにも見える。

去年、中学生に書写を教えたとき、クラスに「鬼」の字が好きな子がいた。その子に今日の字を見せたら、どんな反応を示すだろう。へええ面白い、と興味を示してくれただろうか。それとも、こんなの字じゃないとそっぽを向かれただろうか。

 

【温泉】水晶苑。

大きな栗畑氏と4子置いて5局打つ。結果は、○●○●●の2勝3敗。今日は出かける前に、武宮正樹『一手の定石』(ナツメ・ブックス)で少しばかり予習したが、やはりにわか勉強じゃ実戦での学習効果は出ませんね。

今日の囲碁サロンの出席は、他に白髭師匠、森のくま氏で計4人。2勝2敗のタイで迎えた私たちの5局目を、先に打ち終えた白髭師匠と森のくま氏が、横からやいのやいのと口を挟むものだから、うるさくて仕方がない。指導してくださるのは大変ありがたいと思うけれど、一手打つごとに解説が入るものだから、なんだか自分で打っている気がしない。次にここへ打とうと思っても、解説者になんて言われるかが気になって、打つ手が萎縮してしまう。強くなるためにはそこを乗り越えていかなければいけないのだろうけれど、楽しめないのは事実。ヘボ碁でも楽しく打つのがいいか、指導してもらって強くなるのがいいか、う〜ん、難しいところです。

 

【タイムラプス】4月13日(土)6:57〜8:32の伊豆長岡の空。28秒。

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