いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

花冷えや不治の病の処方箋(あ)

大場の病院で検診。今回は月に一度の定期検診ではなく、前回新たに処方してもらった薬を二週間飲んでの報告。

血圧、血糖値、体重を測定したら、見事に元の標準値に戻っていた。新薬の効果であることは明らか。

ただ、先日餅搗きをした際に低血糖の症状が出たことを告げると、それは危なかった薬を元に戻しましょうと言われる。それで明日からまた前と同じ薬を飲んで経過を見ることになった。

この二週間、そんな危ない薬を飲んでたのか。これからは弱い薬のままでいられるよう、せいぜい食事に気をつけます(って、口ばっかりで一向に気をつける気ないじゃん)。

午後7時少し前に大きな栗畑氏がやってきて、薪ストーブを焚きながら碁を打つ。碁打ち仲間を我が家に迎え入れるのは初めて。奥さんの手作りだという漬物を手土産にいただいた。

碁は4子置き、午後9時過ぎまで5局打つ。結果は●●●○●の1勝4敗。最後はジゴの引き分け(ジゴは白の勝ち)。ダメダメです。

碁を打ちながら、大きな栗畑氏からこの土地のいろんな話を聞く。前のホテルでは泊りがけでよく麻雀をしたこと、二軒南隣の家は道の駅に生産品を提供していること、自分の栗畑の隣の家はもと製薬会社の保養所で、今は個人所有となったその家では薪ストーブ用の薪を高床下にたくさん積んであること、などなど。

そんな話を聞くにつけても、なんだか私も確実に伊豆の人になってきているなあと感じます。周りはみんないい人ばかりだし、水は旨いし温泉はあるし、伊豆を終の住処に定めて本当に良かったと思っています。

 

【季節の花】ストック

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大場の病院まで歩く途中にきれいな花壇があった。この時期はパンジーとか植えてある花壇をよく見かけるが、ここのは違う。赤、オレンジ、黄、白など色あざやかな花が柱状にびっしり咲いている。何の花だろうと「花しらべ」で調べたら「ストック」と出た。

割とポピュラーな花らしいが、私は初めて知る名である。雨の日でも傘をさして道を歩けばこういう花に出会える。スマホをかざして写真を撮れば花の名が判る(ヒットしないで何の花か判らないこともままあるが)。これまで花の名にはまったく疎かった私も、スマホを手にしたことでたくさんの花の名を知ることができた。以来、カブに乗っても乗らないで歩いても、きれいな花がないかなという目で周りを見ることが習い性となっている。

 

【書】「祈(祈)」(No.92)

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音符は斤(きん)。斤に圻(き=かぎり)・沂(き=ほとり)の音がある。古い字形には、單(単。上部に二本の羽飾りがついている楕円形の盾の形)や神に対する誓いのことばを意味する言をそえた字形、また旗の形をそえた次兄がある。そのことから考えると、祈は軍の遠征や狩猟の成功を祈り願う字のようである。のちすべてのことについて「いのる、もとめる」の意味に使われるようになった。<『常用字解』より>

左側パーツを盾の形と見るとして、では右側の斤のパーツは何の形か。その説明が『常用字解』にはない。が、私は先の尖った槍のような武器を構えた人のイメージで書いた。だけど、そうすると、左側の盾の形が人より大きすぎるのが不自然。本当のところはどうなんだろう。

私には、大きなハサミを持ったエビカニ星人に威嚇され、へっぴり腰になっている地球人といったSFの世界のような図にも見えるのだが。

 

【絵日記】ケーシー高峰(N0.79)

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目が変です。いくら描いても目だけはどうしてもうまくいきません。ほんのちょっとした加減でまったく別人のようになってしまう。目の表情は本当に怖い。

着衣が白衣と白いシャツなので、バックを淡いエアブラシで色付けしてみた。これを描いて後で知ったことだが、ケーシー高峰は日大医学部から芸術学部に転部していたんですね。それで、実家の開業医を継いでくれるとばかり思っていた親に勘当された由。

 

【タイムラプス】4月10日(水)6:09~8:16の韮山方面の雨空。31秒。

https://www.facebook.com/100001436582002/videos/2241531482571383?sfns=mo