いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

石楠花や宿の女将の慈悲深し(あ)

夕方にカミさんの車で孫がやって来た。

遊びに来ると知っていたから、「書」を二日分まとめて書いた。来れば滞在中は朝から晩まで孫につきっきりになること必定だから、到着する前に仕上げておいた。

晩御飯はせんべい汁。これは、先週の「いずぃなり会」で作ったせんべい汁の余りが多少あったから。せんべい汁は作るのが簡単で手間いらずだからこの時期に毎年作る。しかも旨いから食べる人に喜ばれて一石二鳥。今ではすっかり私の十八番の鍋料理となった。

孫も大好きで、食い気旺盛の孫娘などはどんぶりで4杯もおかわりした。これには私もびっくり。よくそんなに食えるなあと感心しながら、旨そうに平らげるようすを眺めては、つい目を細めるのである。

結局、デザートに用意した大仁フカセのプリン・ア・ラ・モードの出番はなく、明日の朝食に回ることになった。

 

【季節の花】シャクナゲ(石楠花)。

f:id:jijiro:20190406172412j:image

一二三荘の駐車場脇に咲く。えっ?桜と同じ時期に咲いたっけ。シャクナゲといえば初夏のイメージだけどな。🎵夏が来れば思い出すはるかな尾瀬とおい空……しゃくなげ色にたそがれる……🎵だものね。

この「夏の思い出」の作詞は、江間章子。他にどんな歌詞を作っている方か調べたら、「おかあさん」「花の街」「花のまわりで」くらいで、それほど多くは作っていない。私はそのどれも知らない。でも、全国18校の小中学校の校歌を作詞している方だということは判った。

校歌は、入学式や卒業式といった節目に必ず歌われ、その学校を出た人なら一生忘れず心に残るものでしょう。私の母校は、小学校も中学校も少子化の波に逆らえず廃校になったが、それでも在学当時に歌った校歌は半世紀以上過ぎた今でも心に残っている。

🎵しゃくなげ色にたそがれる🎵というきれいなことばを刻む人だもの、この方の作った校歌はきっと歌いやすいやさしい歌詞だったんだろうな。

 

【書】「宮」(No.87)

f:id:jijiro:20190406143657j:image

宀(べん)と●(し=追の右のパーツ)とを組み合わせた形。建物の屋根を示す宀の下に、軍隊が行動するとき、軍の守護霊として携えている賑肉(しんにく=祭肉で、●の形をしている)を安置する形。古くは軍が出発するとき、軍社で肉を供えて戦勝祈願の祭りをし、その祭りの肉を捧げて持って出発した。(中略)それで軍が駐屯するときにはこれを建物に安置した。その安置した神聖なところを官といい、その建物の中で将軍たちが生活するので館という。<『常用字解』より>

いまいち面白みに乏しい字だと思ったが、書いてみたら意外に面白かった。宀の中のパーツが腰からクビっと曲がるところに変化を持たせたつもり。これが真っ直ぐだとやはり面白みに欠ける字になる。

 

【温泉】水晶苑。

白髭師匠と4子置いて4局打つ。結果は◯⚫️⚫️⚫️の1勝3敗。最初はまぐれで勝ったが、あとは実力差どおりの順当な3連敗。まだまだ足元にも及びません。もっと修行を積まねば。

 

【タイムラプス】4月5日(金)5:49〜8:01の伊豆長岡の空。32秒。

https://www.facebook.com/100001436582002/videos/2234554613269070?sfns=mo