いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

冬知らずほどの辛抱我に欲し(あ)

今日は3冊溜まった「ビッグコミック」をまとめ読み。読み終わった後はスキャナーでPDF化してクラウドストレージに保存する。それをしたいがためにScanSnap iX1500を新規で買ったわけだが、先日、「ビッグコミック オリジナル」のデジタル版があるのを知ってちょっと複雑な心境。

で、久しぶりに(大学以来、本当に久しぶり)に「オリジナル」(デジタル版)を買った。バックナンバーを見ていったら去年の10月5日号に中村真理子『卑弥呼』を見つけ、その後の4冊をまとめ買い。中村真理子は「ビッグコミック」に「天智と天武」を連載していた頃から注目していた。「ビッグコミック」のデジタル版はまだ出ていないが、出たらそれも合わせて購読するつもり。

とかなんとか、こと漫画やコミックに関していえば、コンビニで買う時代ではなくなったことを実感する今日この頃で、コンビニから雑誌コーナーが早晩消えるだろうことは想像に難くない。

 

【季節の花】フユシラズ(冬知らず)。

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水晶苑の隣家の垣根に沈丁花が咲いていて芳香を放っている。その沈丁花の下の、コンクリート塀とアスファルトの境目にフユシラズの花が咲いていた。

別名にヒメキンセンカの名があり、キク科キンセンカ属に分類される。キンセンカ(金盞花)に似ているがキンセンカよりも小ぶり。花言葉は「悲嘆、悲しみに耐える」。

 

【書】「異」(No.67)

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鬼の形をしたものが、両手をあげておそろしい姿をしている形。神秘的な神異のものが、両手をあげておそろしい姿をしているので、異は大きく異様な姿のものをいい、「ことなる、すぐれる」の意味となり、またそれを「あやしむ」意味にも使う。(以上、白川静『常用字解』より)

おどろおどろしいイメージで書いたつもりだが、書いた字はどこか憎めない愛らしさが漂う。真剣に怒っているふうでなく、たぶん遊びが潜んでいる。「鬼だぞう、なんちゃって」という感じか。書いた人の面相に雰囲気が似てなくもない。

 

【温泉】水晶苑。

湯から出て2階大広間に上がったら、白髭師匠と大きな栗畑氏と対局していた。それで、時間潰しに外に出て花の写真を撮っていたら、建材氏が軽ワゴンでやってきた。これは前回と同じパターン。

建材氏と白番2子局で4局打って、勝ち→勝ち→負け→勝ちの3勝1敗。どうも建材氏と打つと数える碁にならない。いつも投了するかしないかの大振りな碁になる。互いにうっかりミスで目を取られ、大石が死んでしまうのだ。いや、うっかりミスじゃないな、それと気づかずに打っているんだな。相手の陣地の広さにやっかみ、自分の石が弱いのにもかかわらず、相手陣地に突っ込んでいくから餌食になる。そんな碁を打っているようではいつまで経っても上達しないことは判っているが、こんちくしょうと思う心理がつい働いてしまうんだな。要するに、ヘボ碁なわけです。

並んで対局していた白髭師匠が大きな栗畑氏との対局を終え、栗畑氏がトイレに立ったところで私たちの盤を覗いて、私の一手に「そういう打ち方をしてはいけない」と待ったをかけた。私は、黒の厚みにやっかんで、厚みと星に置かれた黒石の間に割って入ったのである。それを師匠はさっと一瞥して、そこへ打つ前にまずは自分の弱い石を補強しなきゃ、打ち込むのはそれからだと言ったのだ。言われて初めて気づく盤面の状況。岡目八目とはよく言ったもので、打っている当人は全く気づいていなかった。

そんな白髭師匠が、日曜は韮山で囲碁やってるよと教えてくれた。水晶苑は日曜は定休だが、韮山時代劇場では日曜もやっていて大仁からも参加する人がいるという。せっかくだから、そっちの方も覗いてみようかな。でもあんまり手を広げると、絵を描く時間がなくなっちゃうな。やっぱりやめとこうか。

【タイムラプス】3月16日(土)5:51~7:43の伊豆長岡の空。28秒。 

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