今日も朝からクラスの三年生に張り付く。卒業式まであと一週間で、この一週間の三年生の日課は全て卒業式の準備に注がれる。
誤算があった。私はただいま年間勤務時間の調整中だが、朝から三年生に張り付くために勤務時間の調整ができない。2月中に、もっと大胆に調整しておくべきだった。
それで、どうしているかというと、タイムカードを手書きしているのである。つまり、実際には帰りの会までいたのに、帰りはタイムカードを押さずに、午後2時間は欠勤したことにして、休暇簿にもそのように書いているというわけです。
年間で勤務する時間数が限られている以上、そうせざるを得ない。市の財政上それ以上は出せませんと言われれば、はいそうですかと言うしかない。
要はタダ働きの格好だけれど、それは、学校の先生なら誰でもやっていることです。タイムカードが導入された今でも、朝6時には鍵が開けられているし、帰りは20時を過ぎるのは当たり前。試験期間や成績処理期間には帰りが22時、23時になるとも聞く。超過も超過、大超過勤務なのに、皆タイムカードを押さずに手書きで処理している。中学校の場合、それが実態です。
そんな、忙しすぎる先生方の補助をするのに何のためらいもない。私は少しでもお手伝いできることが嬉しいんです。
今週の月曜に、JAから電話がありました。研修が第一希望の3月中にならずに4月になったことで、丁重にお断りしました。校長先生から1日3時間(週15時間)補助のお話があり、研修が4月だとそれができないから、と。
それで昨日、校長先生に「あの話どうだった?」と訊かれ、「JAから電話があり、お断りしました。お手伝いの件、お受けします」と答えた。
というわけで、4月からは生徒に関わらないポジションではあるけれど、引き続き学校のお手伝いをすることになりました。
【季節の花】シバザクラ(芝桜)。
仕事を終え、カブにまたがってロータリーから正門を抜けようとしたら、第二グランドにつながる道沿いに鮮やかなピンクの花を見つけた。それがシバザクラ。
シバザクラといえばマット状に広がるイメージだが、花はそこにしか咲いていない。去年は気づかなかった。去年も咲いていたのだろうか。記憶にない。
ここは、刈り取った雑草を無造作にぶん投げて置く場所だけど、もしこんなきれいな花が咲いて、いずれそれが芝のように広がっていくんだったら、それもできなくなるなあ。
【書】「爲」(No.65)
「為」の旧字体。
白川静『常用字解』によると、「象と手(又ユウ)とを組み合わせた形。象の鼻先に手を加えて、象を使役するの意味となる。『なす、もちいる、つくる、しわざ』の意味に用いる」とある。また、「殷の時代には長江以北にも象が数多く生息していて、象を使って大きな土木工事をし、宮殿などをつくっていたと考えられる」とか。
「象」とは意外だが、なるほど、甲骨文の字形を見れば得心する。いやあ、甲骨文って面白いねえ。
【温泉】一二三荘。
【タイムラプス】3月13日(水)5:41~7:27の伊豆長岡の空。26秒。
https://www.facebook.com/100001436582002/videos/2199089896815542?sfns=mo