いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

妻恋ふる歌は遙かの蠟弁花(あ)

タイムラプス撮影を終えてiPhone XRを取り込もうとしたら、南隣の奥さんが庭から下の家の奥さんにイノシシが出た話をしていた。

イノシシが出た話は回覧板で知っていたが、発見者が南隣の奥さんだったとは今日知った。

南隣の奥さんと下の家の奥さんとの話を聞くともなく聞いていると、イノシシが出たのは3/3(日)午後4時頃で、犬の散歩から帰ってきたら、庭の下の草むらで何やらがさごそ音がする。なんだろうと思って覗いてみたら、それが体長1mほどのイノシシだったのでびっくりした。それですぐに組長さんに連絡して注意喚起の回覧を回してもらった、とのこと。

がさごそ音がした場所は、聞いた話の感じではどうやら我が庭の真下のようだ。我が庭から3mほどの崖下になっているそこは、かつては下の家の畑だったところだが、今は全面枯れ草に覆われている。そこへイノシシが現れた。土を掘り起こした形跡もあるという。イノシシに3mを越すジャンプ力があるかどうかは判らないが、根性で我が庭に跳び入る可能性もなくはない。

ミニ菜園はすでに潰してしまっているから、跳び入ったところでイノシシ君が好みそうな作物は何もないのだが、孫が遊びに来たときにばったり遭遇して猛進でもされたら事だ。そうなる前に崖上のところに柵でもこしらえておくか。それとも、跳び込んで来やがったら煮て食うぞと、これ見よがしに鉄鍋をぶら下げておくか。

それにしても、こんな人家の庭までイノシシが出没するようになるとはねえ。これからは夜のバイク運転も気をつけなくちゃ。

 

【季節の花】庭のヒュウガミズキ(日向水木)。

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しばらくトサミズキだと思っていたが、「花しらべ」によると、こいつはどうもヒュウガミズキらしい。説明に「同時期に咲くトサミズキによく似るが花序が一回り小さい」とある。画像を見比べると、なるほどトサミズキは花序が連なって見えるが、ヒュウガミズキは花序が二つ並んでこぢんまりしている。

 

【書】「亞」(No.62)

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白川静『常用字解』(平凡社)を見つけた。以前PDF化したものをiPad Proに保存してあったのをすっかり忘れていた。

ページをペラペラ繰り始めたら、いきなりア行のはじめの「亜(亞)」の解説に、「亞字形図象」なるものを見つけた。なんじゃこりゃと興が湧いて説明を読むと、「中国古代の有力な士族には、亞(霊に対する儀式をとり行う執行者)の職についている人がおり、その人は亞の形の中にその氏族名を記したものを紋章のように使用していた。これを亞字形図象という」とある。

これはちょっと書いてみたいぞ、と思って書いた。四隅を繰りとった墓室に埋葬される死者と財宝のような何か。「四隅を繰りとるのは、そこに悪霊がひそむ恐れがあるからであろう」と著者は推察する。

これは面白い。しばらくこの本と付き合ってみるか。

 

【温泉】一二三荘。

夕方に雨が降る予報だったので、昼過ぎに行った。いつも見ているNHK杯日曜囲碁トーナメント戦も、琵琶湖マラソンの中継で3時半にずれたし。

囲碁トーナメント戦は準決勝第1局で、黒番・一力透八段が許家元碁聖に7目半勝ち。お二人とも21歳だって。若いねえ。

 

【タイムラプス】3月10日(日)7:49~9:31の伊豆長岡の空。25秒。

https://www.facebook.com/100001436582002/videos/2195523513838847?sfns=mo