いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

はくれんののそりと揺れて通勤す(あ)

公立高校の入試を終えた三年生が登校した。今日は朝から通しで卒業式の準備に当てていた。私は1校時から我がクラスの三年生の子にマンツーで張り付く。

1校時は体育館で入場、着席、証書授与の動きを確認する。角を直角に曲がる動きはまだこの地域の学校には残っていて、ずっと神奈川で卒業式を見てきた私には、鉛の兵隊とてちてたみたいで、多少奇妙な感じがしないでもない。

2校時は、各クラスで呼名のときの返事の仕方やお辞儀の仕方を復習。私は三年生の子と親クラスに一緒に入っていたが、担任の先生からいきなり校長先生役を頼まれた。それで、校長先生として教卓を前に立ち、そのクラスの子たちの「生活ノート」をダミーにして卒業証書を渡す真似をする。

3校時も引き続き同じ練習をしたが、途中で隣のクラスの担任の先生が顔を出して、生徒会に返すべきトロフィーやら何やらを返しに行こうと思っているが一緒にどうかと誘ってきた。それで他の子が教室の掲示物を剥がすに及んで、それを潮に我がクラスに引き上げてきた。

4校時は学年で式歌の練習。さすが三年生、その迫力ある歌声に圧倒される。合唱コンクールでのあの感動が蘇ってきた。これから本番に向けてさらに練習を重ねていくという。感謝会や卒業式ではどんなハーモニーにまとまっているんだろう。きっとすごいことになるに違いない。

 

【季節の花】ハクモクレン(白木蓮)。

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私の住む一帯は、元は別荘地として開発された。傾斜が多く、その傾斜の等高に沿って道が通っている。そして、高台に染み込んだ雨水を逃すのに窪地を残し、雨の日などはそこへ一気に雨水が流れ集まるようになっている。その窪地にハクモクレンの木がある。見る限り界隈でハクモクレンがあるのはここだけ。市有なのか私有なのかは判らない。

写真写りはイマイチだが、これから蕾が全部花開けば、なかなか見ごたえのある木になる。

 

【書】「繩」(No.59)

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「縄」の旧字体。

給食後、「先生、うるさいって、五月の蝿って書くんだよね」と、クラスのある子が唐突に訊いてきた。「そうだよ、よく知ってるね、どこで知ったの?」と言いながら、私はホワイトボードに旧字体の「蠅」の字を書こうとした。が、右側のパーツの筆順があやふやで、待てよとiPhoneアプリで密かに確認し、さて書こうとしたらその子は「感謝会」の練習で体育館に行ってしまった。

それで今日書く字を「蠅」に決めた。帰宅して「新漢字・旧漢字対照表」で確認したら、同じパーツを持つ「繩」が先に目に留まったので、「蠅」をやめてそっちを書くことにした。

両方に共通する「黽(ヨウ。ジョウは変化した音)」は、もともと「腹の膨らんだハエ」の象形で、よれる意を示す。筆順は行書体を見ればおおよそ判る。

 

【温泉】雨につき内風呂。

夕方、雨が降ったり止んだりしていた。一二三荘へ行きたかったが、Yahoo!天気の雨雲レーダーを見ると、雨雲が切れた後にまた新たな雨雲の影が迫っていた。家を出るときに晴れていても途中で降られたら嫌だし、と思って今日は内風呂で我慢した。

で、風呂上がりにビールを飲もうとして冷蔵庫を開けたら、しまった、ビールがなかった。ああ昨日買っておくんだった。

 

【タイムラプス】3月7日(木)6:09~7:36の韮山方面の雨空。

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