いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

行く道は一つとや姫金魚草(あ)

三島(大場)の病院で定期検診。職場から直接向かう。

血圧は高止まり。血糖値は、給食後3時間を経過しているのに、最近ではもっとも高い数値。測ってくれた看護師さんに「お昼は何を食べましたか?」と訊かれ、給食に麦ごはんとひじきと「鮭を油で揚げたやつ(鮭の甘だれかけ)」が出たと言うと、看護師さんは「油物を食べたあとは、時間が経過しても血糖値が高くなることがありますから(そんなに気にすることもないですよ)」と言ってくれるが、私の心中は穏やかでない。

果たして、次に名を呼ばれて入った診察室で主治医から、「血糖値が高いですね。お薬をちょっと強いのに変えてみましょうか」と言われる。ちょっと強い薬も効かなかったあとには、インスリン注射が待っている。そこまで後戻りはしたくない。できれば現状を維持したい。

すると主治医は、「前回と比べてHbA1cが下がっていますね(前回より0.2ポイント下がった)。今のお薬でもうちょっと様子を見てみましょうか」と言い足す。

そうなんです。今日の血糖値は高いのに、HbA1cは低くなった。ということは何を意味するか。それは判りません。先週土曜、薬を飲まずに酒をしこたまあおり、つまみをたらふくつまみ、その暴飲暴食が結果に出ないわけないのに数値が下がるとはこれいかに。おそらく主治医もはっきりとは判らないのでしょう。だから、もうちょっと様子見なのでしょう。

主治医と相談して、とりあえずもう一ヶ月、今の薬で様子を見てみることにしました。でも、三月も結構呑む機会が多いんだよなあ。


【季節の花】ヒメキンギョソウ(姫金魚草)。

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大場の病院へ向かう下田街道の花壇に咲いていた。沼津へ抜ける三叉路の信号がちょうど赤になり、花壇の脇にカブを停めてパシャ。アプリ「花しらべ」で調べたら、ヒメキンギョソウと出た。昨日のヒメオドリコソウに続いて今日も「ヒメ」。二日連続で「ヒメ」づいている。

ちなみに「ヒメ」が付けられるのは、お姫様のように可愛らしい、という意味ではなく、「似ている」という意味のようです。


【書】「麥」(No.52)

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「麦」の旧字体。

篆書体が、いかにも楽しそうに笑っているふうに見えて、書いてみたくなった。

漢字の成り立ちは、上部が「のぎ」の付いた「むぎ」の象形と、下部が「下向きの足」の象形とを組み合わせ、「むぎ」の意を示す。

書きながらイメージしたのは、去年の今頃やった麦踏み体験。クラスの子たちと一緒に浮橋という場所まで行って、雪解けでぬかるんだ畑の麦を、一列に並んで踏んだっけ。近くの幼稚園児も貸切バスで来ていて、いちに、いちにと歩幅を小さく刻む姿がほほえましかった。

apple pencilを、ポンと手の甲を叩けばぽろんと落ちそうなくらいに軽く持ち、柔らかいタッチで書いてみた。麦踏みに飽いた園児たちが、雪上で「だるまさんがころんだ」をやり始め、きゃっきゃ言いながらはしゃいでいた笑顔が蘇ってきた。

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口直しに行書体も書いてみました。


【温泉】一二三荘。


【タイムラプス】2月27日(水)6:23~7:33の伊豆長岡の空。34秒。

https://www.facebook.com/100001436582002/videos/2179578332100032?sfns=mo