【季節の花】ミツマタ(三椏)。
昇降口下駄箱の上に活けてある。「花しらべ」で検索したら「ミツマタ」と出た。このところ、アプリ「花しらべ」は大活躍です。
ミツマタは和紙の原料として栽培されることは知っていたけど、花を見るのは初めて。へええ、こんな花が咲くんですね。
ミツマタは「三枝」(サキクサ→のちの三枝という姓の元)として万葉集にも歌われる。
「春さればまず三枝(さきくさ)の幸(さき)くあれば後にも逢むな恋ひそ吾妹 柿本人麻呂」(春になればまず先に咲くサキクサのように「幸」くあることができたなら、のちにまた会いましょう。恋しがらないでください、わが愛しの君よ、の意)
【書】「號」(No.44)
「号」の旧字体。
ところが、『五體字類』には「号」(口部)も「號」(虍部)も載っている。ということは、もともとはそれぞれ別の意味を持つ漢字だったということになるか。
気になって、『旺文社 漢字典 第二版』で調べたら、「『號』は会意形声。号にさらに虎を加えて、虎が大声でほえる意を表す。のち『号』が『號』の略字とされた」とあった。ということは、先に「号」の字があって、あとで「號」ができたということですね。もともと先にあったのに後から略字にされるとは、これいかに。
【絵日記】上野梨沙(No.73)
偶然にもYouTubeで、Osamu Murata氏の水彩画レッスンを見つけた。水彩画の描き方を判りやすく解説してくれていて、非常に参考になった。
画用紙と水彩紙との違いもよく判り、重ね塗りの場合、小学校などで使われる画用紙は見るも無残な色合いになることを目にし、学校教育現場で画用紙に絵を描かせるのはちと問題があるような気がした。
氏のレッスン動画では、写真を元にした水彩画の描き方を教えていたが、描き上がった絵は写真とはまるで違った趣が出ていた。写真だとダークグレーの影も、絵だとブルー系の紫で明るく表現されたりして、そんなこんなを興味深く拝見した。
また、写真にはっきり写っていた人物なども絵ではあえて描かなかったりしていて、何でもかんでもごちゃごちゃ写しこんでしまう写真にはない絵の魅力のようなものを感じることができた。
元の風景が写真で撮られたものだとしても、絵に描く風景は全く別の趣になることを、いやむしろそういうふうに描かなければいけないことを知った。
問題は、それをiPadでも描けるかどうか、なのだが、水彩絵でもない油絵でもない、新しい描法としてなんとかものにできないかと試行錯誤を繰り返す今日この頃です。
【温泉】雨音を聞きながら内風呂で我慢。
【タイムラプス】2月19日(火)6:19~7:39の伊豆長岡の空。20秒。
https://www.facebook.com/100001436582002/videos/2166083753449490?sfns=mo