いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

下校子の下りゆく坂の梅二月(あ)

アマゾンに注文していた津軽弁の単語カードが届いた。

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青森に単身赴任したことのある方のブログにこのカードのことが紹介されていて、その方は青森を去る土産に買っておけばよかったと後悔されていたが、なに、アマゾンに頼めば、わざわざ青森に行かなくても手に入る。

カードには日常的に使う78語の津軽弁を載せたという。そして、1枚目の裏には「使用上の注意点」として、「主に青森県津軽地方で一般的に使われている『津軽弁』を掲載しておりますが、青森県には多様な地域性の関係上、場所によっては通じない単語があるかもしれません。その際は岩木山より大きい御心でご容赦下さい」と記してある。

「使用上の注意」と言い、「岩木山より大きい御心」と言い、こういうおふざけが混じった物言いに津軽気質の特徴が見える。そう見えるのは、私の中にもそういう血が流れているからだろうけれど。

それはいいとして、「場所によって通じない単語」がどれほどあるか、パラパラめくって数えてみた。そうしたら結構あるもので、うるだぐ(慌てる)、おんどりこ(トランプのババ)、きくらへんき(ぎっくり腰)、ぎっつ(キリギリス)、たもぢがる(掴む)、づぐなし(意気地なし)、なこなこしい(和やかに)、のれそれ(とても)、ばしらぐ(騒ぐ)、まるっと(まるごと)、と、10語もあった。

カードに収録されていないが私が知る津軽弁も多々あり、編者が言うように、なるほど、津軽弁と一括りに言っても、地域によっては通じないことがあるようだ。

私の父は東津軽郡の人で、母は南津軽郡の出身である。それで私の津軽弁はもっぱら母の話す語彙と発音を受け継いでいる。カードの最後にはプロフィールがあり、それによると、このカードの編者は弘前市生まれの人というから、母の出身地に近い。それでも私の知らない津軽弁が78語中10語もあった。

たかが津軽弁、されど津軽弁。同じ津軽の人でありながら通じない津軽弁がある。私の知らない津軽弁が、まだまだ埋もれているかもしれない。そいつを調べてみたい衝動が、なんだかムラムラ湧いてきたぞ。


【季節の花】中学校敷地内の梅林。

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昨日の大仁梅林に続いて、こちらは中学校の梅林。梅まつりで配られた「大仁梅林散歩地図」によると、昭和59年度、60年度の卒業記念として計220本植えられたという。中学校では、ここの梅林の梅を収穫して、梅干しと梅シロップを作っている。

ここの坂は、大仁駅方面の子たちの通学路になっていて、私が通勤する坂は写真の左側にある。


【温泉】一二三荘。

1月27日から続いていた風呂場の工事が昨日で終わり、今日から平常に戻った。

工期が女湯の4日間に対して、男湯が2週間かかったわけが、新しくなった浴槽に浸かって判った。浴槽のタイルを張り替えたのである。それに伴って、温泉のシンボルである湯の花の白い結晶がなくなった。女湯は積年の結晶をそのまま残したのに、男湯は残さずに新しいタイルに取り替えてしまった。あれって、温泉の雰囲気があってよかったのになあ。


【タイムラプス】2月18日(月)6:20~7:43の伊豆長岡の空。20秒。

https://www.facebook.com/100001436582002/videos/2164450886946110?sfns=mo