いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

ヒマラヤの名を冠してや冴え返る(あ)

【写真】ヒマラヤユキノシタ。

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散歩の途中、下田街道沿いで見つけた。

今日は月曜で休み、といえば昼食は「大連」で決まり。なにせ月曜はランチが20%offだもの。で、しばらく歩数を稼いでないからと思って店まで歩くことにした。

ランチタイムを少し遅めにずらしたら客も空くだろうと読んで、1時半に店に行ったら、これがメタ込み。全てのテーブルが埋まっていた。ざっと見たところ家族連れが多い。この連休に雪が降るかもしれないという天気予報に、遠出を自粛してファミリーランチに切り替えたとといったところか。

満席じゃしょうがないと、今日は「大連」を諦めた。家に戻って買い置きのレトルトスパゲティでもチンして食おうと思い、来た道を戻ろうとしたが、下田街道をまっすぐに整備する時に取り残されただろうカーブの道路がまだそのままになっているのが前からずっと気になっていて、いい機会だ今日は写真に収めておこうとそっちへ遠回りすることにした。

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そうしたら、街道沿いの歯医者の脇にこの花を見つけた。

歯医者の建物と街道の歩道との間に長さ3mほどの花壇を作っていて、花壇全体がうちわの形をした葉に覆われていたが、一箇所のここだけ花が咲いていた。アプリ「花しらべ」で調べ、「ヒマラヤユキノシタ」だと知った。

名前は、ヒマラヤ原産で葉がユキノシタに似ることから付けられたと説明にある。「ヒマラヤ」の名が付けられるくらいだから高山植物の一種かと思ったが、高山植物だとの説明はない。花期は12月から5月、強健で育てやすく花壇などで利用されるとあるだけ。

いかにも寒さに強そうな花です。それに比べて我が家のコーヒーの苗は、寒さにあまりに弱すぎた。セラミックヒーターの介護むなしく今ではすっかり枯れ果てて、せっかく床屋さんからいただいた苗を、2年連続で枯らしてしまったことを悔いることしきりである。


【書】「壓」(No.37)

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「圧」の旧字体。いかにも威圧感のある字です。

「厂(がんだれ)」の中に、「曰」、「月」、「犬」、「土」の象形が並ぶ。「曰」はお日様ではなく、「口」の象形で「曰く」のそれ。「月」は肉月。これらパーツの組み合わせで、「削り取られた崖(厂)、口、切った肉、犬」が岩石で押しつぶす意を表し、土地の神を祀るために柱状に固めた「土」の意を添え、土で「おしつぶす」意になったと漢字の成り立ちでは説明するが<https://okjiten.jp/kanji731.html>、私の頭では、そそり立つ崖の下に土を盛り、そこで生贄の肉を犬に咥えさせる呪術めいたイメージがぬぐいきれない。


【温泉】一二三荘。


【タイムラプス】2月11日(月)6:33~8:44の伊豆長岡の空。32秒。

https://www.facebook.com/100001436582002/videos/2152378921486640?sfns=mo