いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

碁に負けて干鱈むしれる同じ手で(あ)

【写真】囲碁大会の様子。

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久々に囲碁大会に参加。持ち点140点(どういう計算か、よく判らない)で5局打ち、1勝4敗。アマ6段の腕前で、修善寺本因坊戦の常連でもある96歳の方も同席。くじ引きの結果、残念ながらその方との対局は叶わなかった。
その方はご自宅から自転車で来たという。96歳にしてなお自力でペダルを漕ぐほどお元気です。すごいなあ。年を取るならああいうふうに取りたいと思わせる人です。不摂生ばかりしている私は、97歳で碁を打っている姿などとても想像できません。


【書】「懷」(No.21)

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高校時代の同級生の死を知って、この字を連想した。この字は「懐」の旧字体。これも新字体にされたせいで漢字の成り立ちが判らなくなってしまった字。
右側のパーツは「衣」を上下に分割して、その中に目から涙が垂れる象形を挟んだもの。それで、衣の襟元と涙が垂れる意味を組み合わせて、死者を懐かしみ思う意を表す。
亡友も私も、東京の下宿住まいだった頃、ルームシェアの友と3人で府中競馬場まで社会見学に行ったことがある。亡友が競馬をやるのはその時が初めてだった。で、これが終わったら帰ろうという最後のレースで、なんと彼は万馬券を当ててしまった。軍資金を使い果たしたオケラの彼にルームシェアの友が200円貸してやった。それが6万円に化けた。
今でも覚えている。ダントツ本命のスルガスンプジョウが差しきれず、ニシキエースが同枠の馬(名前を忘れた)を2着に伴って逃げ切ったレースだった。連番8-8の万馬券。
絵に描いたようなビギナーズラックである。そんなあぶく銭に味を占めたら人生を狂わせると判ったふうなことを彼に説き、その日の帰りにミラーボールがチカチカ眩しい店でパッと使い果たしたことがあったっけ。そんなことを懐かしく思い出しながら、急逝した亡友を偲んでいる。


【絵日記】大坂なおみ(No.68)

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テレビの映像を写真に撮り、それを参照した。
つい先日、日清のCMのイラストに描かれた肌の色が物議を醸し、描くかどうかためらったが、ここで描いておかなければという気持ちがまさった。
全豪オープンの決勝戦を観戦しながら晩酌し、観終わってから描いた。晩酌の後で絵を描くのは初めて。スポーツ番組は日本代表のサッカーしか見ない私が、テニスの試合中継を通して見るのもこれが初めて。
本当は「ブラタモリ」を見るつもりだったが、このテニス中継のために放映休止になったとテロップに流れた。その時点でテレビのスイッチを切ることも考えられたが、大坂選手が勝っても負けても、今回はこの人を描こうと決めて、そのまま試合を観つづけた。


【温泉】水晶苑。
ひと風呂浴びてから囲碁大会に顔を出そうと思っていたら、家を出るのが遅くなって、風呂場に行かずそのまま2階に上がった。


【タイムラプス】1月26日(土)6:55〜8:51の伊豆長岡の空。29秒。

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