いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

鉢植を動かし仕事始めとす(あ)

【写真】枯死寸前のコーヒー苗。

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昨年暮れ、コーヒー苗の上の部分に若い双葉が生え出て、寒い中で頑張っているなと見ていたら、そのうち下の葉がみるみる枯れてきた。昨日は「寒の入り」で、寒さはこれから一層厳しくなる。
そこで蘇るのは、去年2月、寒い部屋に置いていたコーヒー苗を枯らしてしまったことである。今回の苗は、同じ過ちを繰り返さないように大事に育てようという気持ちでいた。それで簡易ではあるが鉢植え用のビニール温室に入れていたのだが、それくらいではさすがに冬の寒さに耐えられないでのしょう。葉がどんどん茶色になっていきます。
コーヒー苗をいただいた床屋さんのお母さんに、以前、冬はどこに置いて育てればいいでしょうと訊いたことがあったが、その時お母さんに、「暖かい室内に置いておけばいいでしょう。うちではそうしてる」と言われたことを思い出す。なるほど、店のコーヒーは天井の高さまで立派に育ち実も生っている。いくらビニールを被せたって、やはり外で冬を越させるのは無理のようです。コーヒーは基本的に南国の植物ですものね。
一目瞭然です。こんな状態にさせておいて、なお外に置いておけば枯死を待つばかりなのは必定。それでは去年の二の舞だ。まるで失敗が生かされていない。一刻も早く家に入れてやらねば。
さて、家の中でいちばん暖かい部屋ってどこだ? 石油ヒーターをつけた部屋がいちばん暖かいが、それは私がいるときだけで、いないときは底冷えの部屋となる。それで去年は増設八畳間の、東からも南からも日の当たる窓辺に置いたのだったが、無残にも枯らしてしまった。換気に西窓を常に開けておいたから、室温が思ったほど上がらなかったのが原因と見ている。
では、そこもダメならあとは2階しかない。この前孫が来た時も2階に床を並べた。ただ、あの時は階下で薪ストーブをガンガン焚いていたから、その熱がこもって寝る時間まで2階が暖かいのだと思っていた。
でも、もはや考えらるのは2階しかないよなと思い、今日の昼、2階の部屋に上がってみた。すると、意外に暖かい。いや、寒くない。2階の部屋は三方に窓があって西窓ははめ殺しになっている。ということは隙間風が入らない。今回は日当たりをあまり考慮せずに室温だけで判断し、コーヒーの苗をここに置くことにした。
先っぽにちょこんと生えた若い双葉が、なんとかこの寒さを乗り切って、めでたく春を迎えてくれることを祈るばかりである。


【書】「飛」(No.3)

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墨の濃さは「Deep」、にじみ度合いは「Dry」、テンプレートは「Tie-dye(blue)」。テンプレートにこれを選んだら、書いた字が勝手に白くなった。
「飛」は割と好きな字です。書き順が難しい字としても悪名も高い(?)。
書きあがった字が間違っていなければ書き順なんてどうでもいいじゃないか、と言う向きもあるが、書き順とは実に合理的にできていて、あらかじめ決められた順に書くと字のバランスがとても良くなるんですね。
小さい時に書き順を間違えて覚えてしまうと、それが一生その人の癖になってしまい、間違いを直そうと思ってもなかなか直せない。小学校の先生などには常に正しい書き順を子どもたちに伝えて欲しいと思います。


【温泉】一二三荘。


【タイムラプス】1月7日(月)6:38〜7:34の伊豆長岡の空。27秒。

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