いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

年忘れ抱ふる夢のあれもこれも(あ)

【写真】アプリ「ブック」に入れたPDFファイル。

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MacOSが最新のMojaveになってから、iTunesから「ブック」が分離独立した。それで、パソコンの「ブック」にPDFデータを入れたら、それをiPadで読めるはずだと思った。
やってみたら、読めた。が、「ブック」はもともと横文字文化の発想で、基本的にページが左開き仕様になっている。だから、右開きでは読めない。これがひどく煩わしい。ブックストアで売られる縦書き電子書籍はさすがに右開きだが、自炊したPDFは右開きになってくれないのである。
そこで、一旦「ブック」に保存したファイルを全て削除することにした。右開きできないのではしかたがない。それに「ブック」に保存するだけでiCloudにも負担がかかるようだし(どの端末からも見られるように自動的にiCloudに同期するらしい)。
削除して、iTunesに戻って、メニューの「ファイル共有」からアプリ「SideBooks」を選ぶ。「SideBooks」なら簡単に右開き仕様にできる。
なんだ、最初からそうすればよかったじゃないか。なのだが、新しくiTunesから分離した「ブック」が、もしかしてこれを機に右開きに対応するようになっていたら嬉しいと、淡い期待を抱いたんですね。でも、ダメでした。なんか右開き文化に意地悪してるみたいで感じ悪い。
同じように右開きできるアプリに「i文庫HD」があるが、双方使い勝手に遜色なく、なんとなく文庫ファイルを「i文庫HD」で、それ以外を「SideBooks」で読めるようにしてある。読めるようにしてあるだけで読んじゃいないのだが。
写真のPDFファイルは今年のビッグコミックの表紙。12/10号、12/25号の2冊はまだスキャンしていない。

このスキャンだが、現在使用しているスキャナーのドライバが最新OSに対応しておらず、やむなく8世代前のOSマシンにつなげて使っている。そのマシンはほぼスキャナー専用機化している。
それで、スキャナーで取り込んだデータをUSBメモリで最新OSマシンに移動させ、そこからiTunes経由でiPadに転送するという、まどろこしいことをやっている。
それもこれも、iCloudストレージの容量が少なくなっていることに由来するもので、ここはやはりiCloudストレージを2TBにアップグレードしておいた方が今後のためかもしれないな。月額1,300円は痛いけど、しょうがないか。
ちなみに、このビックコミックの表紙の絵を担当しているのが、金子ナンペイというイラストレーター。40年描き続けた前任者の日暮修一からバトンを受けて2011年11/25号から表紙絵を担当するようになった。ほう、まだ7年しか経ってないんですね。
デザイン学校に通っていた19歳の頃、日暮修一が好きでビッグコミックを買い続けていたのだと12/25号に書いてある。「いつか、ビッグコミックの表紙をやりたいと思ってる学生だった」そうです。若い頃の夢が叶ったわけですね。
私も大学の頃からビッグコミックに親しんでいたけど、表紙のような絵を描いてみたいとは、ついぞ思わなかったなあ。思っていたら、人生もずいぶんと変わっていただろうな。


【絵日記】小笠原満男(No.61)

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輪郭と文字を「ジェルペン」ツールで、彩色は今回、「水彩絵具」ツールを使ってみた。これを仕上げるのに3時間半。「水彩絵具」は「ソフト鉛筆」より塗りに時間がかかる。


【温泉】一二三荘。


【タイムラプス】12月27日(木)7:24〜9:01の伊豆長岡の空。24秒。

https://www.facebook.com/aisakajiro/videos/10218251547582296?sfns=st