いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

大根のごろり寝返る籠の中(あ)

新潟の米農家から米が届いた。数日前にLINEで注文したコシヒカリである。
ここの米農家さんとは、かれこれ25年ほどのお付き合いで、これまではいつもハガキで注文していた。それが今回からLINEで注文するようになり、ハガキの郵便時間が省けた分、届けられるスピードが俄然早くなった。
早速、「今年の夏に新潟に旅行しましたが、ご自宅はどの辺りですか」とLINEで尋ねたら、弥彦神社の近くだというので驚いた。そうですか、神社の鳥居前の蕎麦屋で蕎麦を食べましたよ。などというやりとりをLINEでできるようになり、より親近感も増した。
米農家さんとLINEのやりとりをするようになろうとは思いもしませんでした。LINEだとハガキ代は浮くし、届くのは早いし、生産者と消費者の距離が縮まるし、互いにウィンウィンですね。


【写真】しぐれトンカツ。

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今日の静岡新聞に紹介されていたどこかのお店の料理で、これは旨そうだ作ってみようと思った。
そうしたら、一二三荘の帰りに寄ったひらい精肉店に、売れ残ったトンカツが2枚あった。運命のつながりでしょうか。
本当は焼き鳥肉を買うつもりだったんです。ところが、いつもの棚に焼き鳥肉がない。店の人に訊いたら、「串ものは、今年はもうおしまいなんですよ」とのこと。それでなくてもクリスマスを控え、仕込みに手が回らないんだろうな。
しぐれトンカツを作ってみようと思ったところへ、それ買えと言わんばかりに揚げたてトンカツが残ってるなんて偶然すぎる。まるで私が買いに来るのを知ってたみたい。よかった、トンカツを揚げなくて済んだ。
家に帰って早速調理。買ってきたトンカツを食いやすいサイズに切ってレンジで温める。その間にネギを刻んで、大根をおろして、はい出来上がり。いとも簡単手抜き料理。これに味ぽんを垂らして今晩酌のメインディッシュとなる。焼き鳥は焼くのが手間だが、こっちは調理に5分もかからない。まさに3分間クッキングである。


【温泉】一二三荘。
午後5時に行ったが誰もいない。午後5時から5時半まではめちゃくちゃ混み合う時間帯だが、今日は誰もいなかった。こんなことも珍しい。
ひらい精肉店で晩酌のつまみを調達し、カブのところへ戻ったら、向こうの暗がりから声がかかった。「もう、上がりかね」。ヘルメットをかぶりながら振り向くと、玄関へ向かう枝雀氏がいた。「今日は貸切ですよ」と私が返すと、「そうかね、そしたら風呂に浮かんでても(死んでても)誰にも気づかれないな」と戯言を飛ばすのは、あやめ湯の米朝氏で、枝雀氏はそんなことは言わない。優しく「では、お気をつけて。おやすみなさい」と静かに言う。あやめ湯と一二三荘に通う人情の違いは、こういうところにも現れる。今はすっかり一二三荘の方が心地よくなっている。


【タイムラプス】12月20日(木)5:59〜7:41の伊豆長岡の空。25秒。

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