いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

遠慮などせずともよろし実万両(あ)

最近インストールしたアプリ「NewsDigest」で、映画「この世界の片隅に」が、公開開始から12日で2年になると報じていた。タイトルには「異例ロングラン」の文字が躍っている。
この映画を私はまだ観ていない。原作が漫画家・こうの史代の同名のコミックであることは知っている。記事では原作についても触れていると思ったら、一言も触れていなかった。ちっとは触れてくれてもよかろうに……。
こうの史代という漫画家の名は、踏切脇のコンビニで知った。そこのコンビニのカウンターにはこうの史代のコミックが何冊か置かれてあって、たまたま手にしてペラペラめくったら、これが実に面白い。それで、その続きを読みたいがために、わざわざコンビニまで行ってコーヒーを飲んだりしていた。
映画も観たいけど、映画はそのうちDVDになるのを待つとして、まずは原作を読んでみようと思った。それで早速、アマゾンでkindle版を全巻(上中下)購入。
iPadで絵を描くようになってから、イラストや挿絵や漫画にも興味関心が及ぶようになった。iPadで描く絵は、もともとそっち方面の作品に近い気がしていて、新型iPadの購入を決めたのも、心のどこかにそっち方面の路線を本格的に走り出す予感があったからかもしれない。
思えば、小中学校の頃の夢は漫画家になることだった。石ノ森章太郎(当時は石森章太郎)に憧れて「サイボーグ009」の模写をしたりもした。それがサッカーに明け暮れる毎日になって、いつの間にか漫画に対する熱も冷めていった。
そして、あれから人生いろいろと経巡り、今こうしてiPadというバケモノと出会い、再び漫画熱がくすぶり出した。くすぶり出した火種が炎になるかどうかは判らない。が、少なくとも火種が消えないように空気孔だけは開けておこう。
うわぁ、なんだか人生、面白くなってきたぞ。


【写真】庭のマンリョウ(万両)。

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庭の東側奥の椿と山茶花の間に遠慮深げに生えているマンリョウ。実はまだ赤くないが、これから寒さが徐々に厳しくなるごとに赤くなっていく。
もともとここにはマンリョウは生えてなかった。小鳥がタネを運んできたのだろう、気がついたら庭でいちばん立派なマンリョウに育っていた。
マンリョウは縁起物として正月飾りによく使われる。同じく縁起物としてセンリョウ(千両)とナンテン(南天)があるが、センリョウはうちの庭にはない。が、ナンテンはある。梅の木の下にある。
あるのだが、実が3粒ほどしかついてない。近所の庭を見ると、赤い実がうじゃっと枝に満ちているが、うちのは、ぶどうの実を食べ終えた後の房のようで、貧弱この上ない。毎年そうだ。赤い実まで成長しない。だから、何年もそれがナンテンの木だと気づかないくらいだった。どうして実が生らないんだろう。赤い実が豊満に生らないのはナンテンじゃないよな。伐ってしまおうか。


【温泉】一二三荘。


【タイムラプス】11月12日(月)6:00〜7:31の韮山方面の雨空。22秒。

https://www.facebook.com/aisakajiro/videos/10217881616494250/
伊豆長岡方面を撮影していたら途中から雨になり、急遽カメラを軒下に移して韮山方面を1時間半撮影。