いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

じやが芋の焼きあがるまで悪戯子(あ)

【写真】じゃがバターを頬張るいたずら小僧たち。

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水晶苑から帰って文芸誌を読んでいたら、いたずら小僧がやって来た。土曜はお客さんが来るからと言っておいたのに、それを無視して来やがった。
来たのは常連の2人と、来るのは今日が初めての田中山君。田中山君が今日しか行けないと言うので来ることにしたらしい。
もし私が水晶苑で碁を打っていたら、奴らは私に会えなかったところだ。留守かもしれない、あるいはお客さんが来ているかもしれないと思いながら、それでもやって来るとは見上げた根性だ。しかも自転車じゃなく、歩いて。わがままボディ君の家から歩いたとしたら優に50分はかかる距離だ。それほどまでして、田中山君に私の家を見せたかったのだな。
田中山君は来て早々私に、「何か手伝うことはないか」と言った。常連の2人はこれまでそんな殊勝なことを言ったことがない。勝手に押入れの中に潜ってみたり、雨戸を閉めきってみたり、テレビのリモコンで深夜番組の予約を入れてみたり、ティッシュの箱にカントリーマームの包み袋を突っ込んでみたり、そんないたずらは嬉々としてするくせに、手伝うことはないかと言ったためしがない(私から電動ノコギリで木を伐ってくれ、古材のネジをドライバーで外してくれと頼んで手伝わせたことはある)。
田中山君はそう言ってくれ、では、と手伝ってもらうことを探したがパッと思いつかない。そうこうするうちに彼は、食器棚(元本棚)にコーヒーミルを見つけ、私にコーヒーを淹れてくれると言う。私がスタバの豆をゆだねると、彼は味わうようにゆっくりゆっくりミルの取っ手を回し出した。せっかちに回すと味が逃げるのだと言う。本当かどうか知らないが、ここは彼のやりたいようにやらせた。
すると、わきから俺にもやらせてと今度はヘル君がガリガリやり出し湯を注ぐ。私にコーヒーを飲ませたくてそうしてくれるのが嬉しくて、今日は朝と昼、それと水晶苑から戻って来てからもコーヒーを飲んでいるが、初めてというふうな顔で田中山君とヘル君合作の極上コーヒーを味わった。
コーヒーを飲みながら、そうだ、ジャガイモがあったと思い出し、こいつをダッチオーブンで焼いてじゃがバターを食わせてやれと、今年二度目のストーブを焚く。薪は、どんなものかと9月に購入したコナラの丸木を初めて燃やしてみた。で、外の煙突から出る煙を見ると、おお、ほとんど煙が見えない。上質の薪は煙が出ないのだ。これにはちょっと感動。よし、次に買う薪もこれに決まりだ。


【絵日記】川口能活(No.57)

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10/25以来、2週間ぶり。
川口能活の現役引退表明を知ってから描こう描こうと思っていたが、なかなか時間が取れないでいた。
「ハード鉛筆」ツールで輪郭を描き、「ソフト鉛筆」ツールで影を描いた後、「ハード鉛筆」のレイヤーを非表示にした。今回は、眼をそれなりに描けたかな。描き上げるまで約2時間。
ビッグコミックの表紙を飾るイラストのように描きたいが、まだまだ荒削りです。


【温泉】水晶苑
2階大広間に上がると、白髭師匠と建材氏とが打っていた。対局はたったそれだけ。誰か来るかなと午後2時頃まで待ってみたが誰も来ないので、今日は碁を打たずに帰ってきた。土曜はだいたい集まりが少ないが、盤一面しか出ていなかったのは初めて。


【タイムラプス】11月10日(土)5:44〜8:44の伊豆長岡の空。22秒。

https://www.facebook.com/aisakajiro/videos/10217867456300254/