いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

子より受く富士冠雪の便りかな(あ)

病院で薬を処方してもらってから肩の痛みは嘘のように消えた。湿布も貼ってない。
それで2週間分の薬がだいぶ余っていて、それを、あたしが飲むからちょうだいと、カミさんがこの前伊豆に来たとき何日分か持ち帰っていた。
カミさんは膝に持病がある。高校時代は陸上部でハードル競技をしていたが、そのときに痛めた膝の傷が今も疼くのだという。重いのを持ち運ぶのはつらいからと言い、私が腰が痛くても肩が痛くても平気で重いものを持たせる。私の腰痛や肩痛はどうでもいいらしい。
そんなカミさんが、今日の夕方、伊豆にやって来た。今日と明日は仕事が休みだから来たと言う。北隣から孫へどうぞと地球儀をもらい、奥さんの母国のコーヒーをもらい、もらってばかりでは申し訳ないからと、大磯のかまぼこ屋のハンペンを土産に持って来た。そんなふうにお隣さんには気を遣うのに私にはこれっぽっちも気を遣わない。まあ、今始まったことじゃないから別にいいんですけど。
ところで、私の薬袋から抜き取っていった痛み止めは服用したんだだろうか。薬のおかげで膝の調子が良くなったわとも言わないし、薬の効き目はどうよと私も訊かない。何も言わないということは、調子は悪くないんだな、くらいに受け止めておくとしましょう。それより、サッカーだ。日本代表対ウルグアイ戦だ。
今日の日本代表のサッカーは観ていて面白かった。2列目の新戦力、中島、南野、堂安が躍動していた。FIFAランキング5位のウルグアイに4−3の勝利は上出来です。やはり、ロシアW杯のベルギー戦から、若手も大いに刺激をもらい、世界を相手に十分戦えると自信を持ったのではないでしょうか。


【写真】冠雪の富士山。

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「先生、今日の富士山、白いよ、ほら」
3階の美術室に行ったら、ベランダに出た子がそう言う。えっ? と私もベランダに出てみたら、ほんとだ、雲の上に頭の白い富士山が浮かんで見える。
初冠雪だ、と思ったら違った。美術の時間が終わってから2階の図書室に寄り、そこからの富士山を写真に収めようとして、司書の人に「初冠雪ですね」と言ったら、「いえ、初冠雪はもっと前でしたよ」と言われた。
調べたら、今年の富士山の初冠雪は9月26日だった<https://weathernews.jp/s/topics/201809/260135/>。今年はそんなに早かったんだ、全然気づかなかった。
そもそも、何をもって「冠雪」と言うか。富士山の初冠雪は山梨県の甲府地方気象台で観測しているのだそうで、「山の全部又は一部が、雪又は白色に見える固形降水で覆われている状態を甲府地方気象台から望観できた時、その現象を『冠雪』としています」とのこと<同>。
例えば、静岡県側から見て富士山が雪化粧していても、甲府地方気象台から見えない場合は、初冠雪とされない場合もある、んだって。へええ、気象台からの「望観」で決めていたんですね。
司書の人は富士山の初冠雪を気象台の発表で知ったのだろうか、それとも図書室からの「望観」で確認したのだろうか。


【温泉】一二三荘。


【タイムラプス】10月16日(火)5:17〜7:33の伊豆長岡の空。34秒。

https://www.facebook.com/aisakajiro/videos/10217665250845244/