いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

幼子の作れる秋の野のサラダ(あ)

今日は「なかよし交流会」。旧田方郡の小中学校の特支学級がステージやフロアでパフォーマンスを披露する。
我が特支学級はステージで漢詩を中国語で朗読した。この日のために、書写の時間に半紙一枚に一字書いてつなぎ合わせたのを用意し、それを二人が持ち、書いた人が朗読する。
担任の先生が夏休み前に、今年の「なかよし交流会」では漢詩を中国語で朗読するぞと発案し、ならばその漢詩を書写で大きく書いてステージに掲げたらどうかと私が提案した。
朗読のあとに、担任の先生がステージの下で漢詩の訓読を読み上げ、朗読をした子が再びマイクで詩にうたわれた内容を説明する。が、聴いている人の反応は今ひとつ。でも、たくさんの人を前にして、しっかり漢詩を中国語で朗読できたことは、いい経験になったと思う。
昼食は体育館の適当な場所に親子が座って摂る。一人、お母さんが来ていない子がいて、私はその子と一緒に弁当を広げた。弁当は、昨日スーパーで買った鮭弁の中身を詰め替えたのにキュウリのお新香を加えただけの手抜き弁当。でも何だろう、買い弁はやっぱ旨くないな。
昼休みはたっぷり1時間取ってあった。見ていると、初めて会った子たちが楽しそうに遊んだりしている。私と一緒に弁当を食べた子は、どこかの小学校の子に追いかけられて体育館を逃げ回っていた。私に助けて助けてと言いながら、でもその子、どこか嬉しそうだった。
閉会式で、司会の人が「誰か今日の感想を言ってくれる人(はいませんか?)」と言ったら、ぞろぞろ前に出て来たのには驚いた。感想を言う子はそんなにいないだろうと読んで、学校の代表として一言言えと一人の子を指名しておいたが、そんなことをする必要などなかった。開会式ではよそよそしかった子たちもいい交流ができたみたいで、会が終わる頃はみんないい表情をしていた。
それにしても、と思う。私は、この子たちの幸せの手伝いを、あと半年しかできないけど、ご家族の方は、おそらく一生面倒をみていくことになる。今日集まった子たちと、そのご家族と、どんなふうになることが幸せと言えるのか、今日の交流会中ずっとそのことを考えていた。


【写真】孫娘が作った野菜サラダ。

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ピンクの花とドングリは、その日の朝の散歩で道に落ちていたのを拾って来たもので、それ以外は庭で調達した。秋モード創作サラダ、だそうです。写真だけ見ると、なんか旨そう。
このあと、これにドレッシングをかけたのだが、そのドレッシングが絵の具を溶いた色水。そこに砂糖が混ざっていたようで、そのまま濡れ縁に放っといたら、小さな蟻がわんさかたかっていた。


【温泉】一二三荘。
ストレッチ氏と一緒になる。ストレッチ氏とは、実はなんと、今日の「なかよし交流会」でもご一緒だった。つまりは、ストレッチ氏は私と同業だったのでした。びっくりです。


【タイムラプス】10月15日(月)5:38〜7:34の伊豆長岡の空。28秒。

https://www.facebook.com/aisakajiro/videos/10217657615334361/