いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

うろこ雲病誰にも一つあり(あ)

【写真】駆け込んだ病院。

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肩は朝からずっと痛かった。出勤するのにバイクの運転も容易じゃない。1校時の畑作業は、しゃがんで小石を拾うだけにし、4校時体育のテニスは、審判台に乗って見学するだけにした。
時間とともに肩の痛みがジンジン増してきて、帰りの会の頃には指もむくんでプルプル震えるようになってきた。
幸い今日は水曜日課で授業は5校時まで。タイムカードを押してそのまま病院へ駆け込めば午後の診察に間に合う。病院に診てもらうなら今日しかない。今日を逃すと一週間後になる。そこまで痛みに耐えられる気がしなかった。
職場を出て、途中でコンビニに寄って現金を用意し、病院へ着いたのが午後3時ちょっと前。病院は、以前胸部レントゲンの直接撮影をした総合病院で、だから診察券は作ってあった。今日はそれを持って出勤していた。
受付で事情を話すと、整形外科を案内された。待合室で順番を待つこと1時間、そこからレントゲン撮影室へ連れていかれ、左肩の写真を、前向き後ろ向きの合わせて10枚近くの写真を撮った。ガラス窓の奥の部屋にレントゲン技師の姿が見え、パソコンのモニターを見ているふうである。今は撮ったそばから写真を見ることができる仕組みになっているようだ。要するにデジカメですね。
その画像が同時に整形外科の診察室のモニターにも映し出され、アラサーらしい若い担当医はそれを私に見せながら、「骨には異常はないですね。骨の周りが炎症を起こしているのでしょう。2週間分の痛み止めの薬と湿布薬を処方しておきます。それで様子を見てみましょう。ではお大事に」と言う。ついでに左手のむくみのことを訊いたら、ほとんど無視された。ちょっと冷たい印象を持ち、もうそれだけで感じのよくない医師だなと思った。


【温泉】一二三荘。
脱衣所に入ったら枝雀氏が着衣していた。
「腰の具合は、どう?」と訊かれ、
「腰はすっかり治りましたが、今度は肩をやられまして、今日、病院で診てもらいました。四十肩、五十肩という言い方はあるけど、六十肩、七十肩とはあまり言わないですね。そんな痛みなんだけど、病院で(処方して)もらった痛み止めの薬を飲んでから来たので、その薬が少し効いてきたようで、今は少し痛みが和らいでいます」と返す。
すると、「あっちもこっちも痛いんじゃ、なんか悪いことでもしたんじゃないの?」と枝雀氏。
「そんな、悪いことなんかしてませんよ。ちゃんと真面目に生きてますよ」と言いながらシャツを脱ごうとするが、肩が痛くてなかなか脱げない。
見かねて枝雀氏が、「どれ、手伝ってやろうか」と言って、脱げないで難儀していたシャツを引っ張ってくれた。これだけでもうこの人はいい人だと思ってしまう。地元びいきかもしれないが、伊豆にはそういう人が多い気がする。
枝雀氏の年恰好は80前後だろうか。この前、「今日は仕事がなかったから早く来れた」と言っていたから、まだ現役で働いている方のようだ。どんなお仕事をされているんだろう。私ももうちょっと頑張ってみようかな。縁があればの話だけど。


【タイムラプス】10月10日(水)5:15〜7:17の伊豆長岡の空。30秒。
 https://www.facebook.com/aisakajiro/videos/10217615730047255/