いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

校長の包める栗の渋皮煮(あ)

今日は、給食を摂る以外は、1校時から5校時までずっと教室の外に出ずっぱりだった。
1校時と2校時は音楽の授業の付き添い、3校時は2年生の合唱コンクール中間発表会を体育館で見守り、4校時は1階の卓球場で卓球(2階フロアが1年生の中間発表会で使えないため)、5校時は3年生の中間発表会に出てと、ずっと教室の外にいた。
今日は来週に本番を控えた合唱コンクールの中間発表会があった。中間発表会は校時を区切って各学年ごとに行われる。そこで他クラスの仕上がり具合を各クラスは知ることになる。知ってますますクラスが燃えるのである。
夏休みが明けた頃は、はてさてどんなことになるんだろうと不安に思っていた歌声が、今日の中間発表会ではそれなりにまとまりが出てきていた。特に3年生の歌声には、聴いていて、この段階ですでに胸にこみ上げるものがあった。これまで音楽の時間に一緒に歌ってきたクラスにはつい肩入れしてしまうけれど、日に日にうまくなっているような気がした。
他の3クラスの合唱は、昼休みに廊下で練習している光景は途切れ途切れに見たりしていたが、一曲の最初から最後まで聴くのは今日が初めてだった。どれを聴いてもほぼ出来上がった感がある。が、音楽の先生からすればまだまだ不満だらけらしい。もっともっと声を鍛えろと発破をかけていた。
2年生は最初から全クラスに顔を出していたこともあって、各クラスの歌いぶりの違いを知っている。中間発表会で全クラスが歌い終わったとき、最初に歌ったクラスのある子が、「俺たちがいちばん下手なんじゃね?」と言ってたけど、私の耳には、どのクラスの合唱も甲乙つけがたい出来栄えに聴こえた。そんなことないよ、みんないい勝負だよ、これからだよ、あと一週間あるよと、弱音を漏らしたその子に無言のエールを送ったことだった。
そう、本番まであと一週間。朝に、昼に、放課後にと、これから最後の追い込みにかかる。それぞれのクラスの歌声がどんはふうに化けるのか、今から楽しみ楽しみ。
それにしても音楽の先生のパワーには圧倒されます。朝からステーキをしこたま食ってきたんじゃないかというくらいエネルギッシュなビッグマムです。この合唱コンクールにかける熱意がバンバン伝わってきます。すごい人です。


【写真】栗の渋皮煮。

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校長先生からいただいた。奥さんとの共同作業で作られたのだと言う。
「ありがとうございます。今晩の酒のつまみにします」とお礼を言ったら、「酒のつまみにはどうかな、甘いから」と言われた。けど、酒を呑んで食えば何だってつまみになるんだと晩酌の一皿にしたら、思ったほど甘くなくなかなかの美味でした。
私も作ってみようかと思ってネットでレシピを確認したら、渋皮を残して皮をむくだの、重曹を入れて混ぜ合わせ一晩漬けるだの、結構手間暇かかることを知って、こりゃ無理だと諦めた。だいたい、近くにあった栗の木も伐られて栗拾いできなくなっちゃったし。


【タイムラプス】9月26日(水)5:12〜7:33の伊豆長岡の空。35秒。

https://www.facebook.com/aisakajiro/videos/10217498346632743/