いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

薪小屋の帆布に白雨の雫かな(あ)

台風20号の影響で、今日の伊豆は朝から雨が突然強く降ったり弱まったり止んだり、かと思えば青空が見えているのに雨が降ってきたりと、非常に不安定な天候だった。
さて、そんな中での薪小屋作りも今日で4日目。
昨日、一二三荘の帰りに修善寺のホームセンターで買ってきた軽トラ用帆布(3,980円)を、雨が止んだところで屋根に張ってみた。1.9m×2.1mのサイズは、これが運よく屋根の幅にぴったりで、余った部分をたっぷり背中の杉板に垂らすことができた。こんなに都合よく行くとは思わなかった。
庇部分は裏側まで引っ張り、5個あるハトメに園芸用の糸を束ねて通し木ネジに縛り付ける。これは仮止めで、いずれ、帆布が風でバタバタしないように庇に横木でしっかり固定するつもりでいた。が、考えてみれば、釘で打ち付けると帆布に穴をあけることになる。それだったら仮止めのままでもいいかなと思った。まあ、これでちょっと様子を見てみます。
帆布を張り終えたところで雨がざっと来た。これまたなんという絶妙なタイミングだろう。どうだ、帆布の仮止めでこの豪雨に耐えられるか。
少ししたら雨が小降りになった。それで脚立に上って屋根の上がどうなっているか見てみた。と、帆布の窪みに雨が溜まっている。たっぷんたっぷん。文化祭に張ったテントが雨に降られ、内から傘の先で突っついて溜まった雨水をじゃばっと落としたことを思い出す。
窪みができたのは、垂木の上に横木を乗せたせい。これは、もともと波板屋根を打ち付けるつもりでそうした。窪みをなくすには野地板を張ればいいが、板はこれまたバイクで運べない。帆布はテント布のように丈夫だし、雨が溜まっても漏ることはないだろう。雨がやんだらツンツン突いて落とせばいい。
ひとまず屋根を張り終え、またまた雨が止んだところで、小屋の正面に「UVクリアシート」というものを垂らしてみた(これも修善寺のホームセンターで買った)。三島広小路駅横の立ち呑み屋のイメージです。こちらのシートは1.8m×1.8mの広さだが、これまた計ったように縦横ぴったりだから愉快。
愉快ついでに、帆布に付属していたゴムバンドをハトメに通し梅の枝に引っ掛けてみた。もう片方を同じようにすれば、ちょっとした雨天作業場になりそう。なんだか薪小屋としてだけ使うのはもったいない気がしてきたぞ。


【写真】薪小屋作り4日目の仕上がり。

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▲修善寺のホームセンターで買ってきた帆布です。伊豆ではこれを荷台に張った軽トラをよく見かけます。

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▲帆布を屋根に張り終えたところで雨がざっと来ました。風がなく、横殴りでないのが幸いでした。

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▲屋根の窪みからジャバジャバ雨水が垂れ落ちます。落ちるのはこちら側だけで、小屋全体が少しこちら側に傾いているのが判ります。晴れたら土台の下に砂利を詰めて補修します。

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▲このシートをくぐった奥にカウンターがあったら山中の立ち呑み屋だ、いらっしゃい。

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▲七輪を持って来て、ここでサンマを焼いてもいいな。雨だって焼ける。


【タイムラプス】8月23日(木)5:21〜7:50の伊豆長岡の空。

https://www.facebook.com/aisakajiro/videos/10217200508586978/
撮影を終えようと、まさにデッキに立ったところで雨がパラパラ落ちてきた。
うわっ雨だ、と気づいて急いでデッキに走り上ったことは何度かあったが、そろそろ取り込もうかと思ってデッキに出たタイミングで雨が降り出したのは初めて。