いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

月草の露青空を煌めかす(あ)

【写真】庭のツユクサ(露草)。

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この花は、朝咲いて昼にしぼむ。朝の雨上がりに撮った写真がいまいちで、昼にもう一度撮り直そうとしたら、もう花はしぼんでいた。
ツユクサは古くは「つきくさ」と呼ばれ、「鴨跖草」の字が当てられる。実際、このパソコン(Mac mini)で「つきくさ」と入力したら自動的に「鴨跖草」と出た。音読みだと「おうせきそう」だが、「おうせきそう」と打っても「鴨跖草」は出てこない。
パソコンの辞書機能はほんと賢くなりました。今や笑える誤変換はほとんどないものね。普段あまり気にとめることはないけれど、考えてみれば日本語の漢字変換能力ってすごいですよ。「つきくさ」と打って、たちどころに「鴨跖草」と出るんだから。
私たちがこうして当たり前のように辞書機能を便利に利用できるのは、ここに至るまでの裏方さんたちの並並ならぬ献身があってのことで、実に感謝の念にたえません。
ツユクサ(つきくさ)は、万葉の昔から「はかない」ものの象徴として親しまれたという。
朝(あした)咲き夕(ゆふべ)は消(け)ぬるつき草の消(け)ぬべき戀(こひ)も吾(あれ)はするかも<巻10>
(朝に咲き、夕べには消える露草のように、命はかない恋を私はしているのだなあ)
切ない恋の思いは遠い神代の昔も変わらないようです。


【絵日記】山本五十六(No.46)

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相変わらず目が描けない。描けずに、もう一度最初から描き直した。でもやっぱり描けない。微妙な描き分けの違いだと思うのだが、ちょっとした加減でまるで別人のように見えてしまうから怖い。
今回は「ソフト鉛筆」ツールだけで描いた。参考にした画像もモノクロで、輪郭と背景の境が曖昧だったので、そのまま曖昧にして背景を黒く塗りつぶしてみた。


【温泉】水晶苑。
大きな栗畑氏と4子置いて5局打つ。負け→勝ち→負け→勝ち→負けの2勝3敗。勝負の5局目がどうしても勝てない。
今日の囲碁サロンは、結局、我々二人しかいなかった。こんなの初めて、と栗畑氏。みんなどこへ行ったんだろう。百笑(ひゃくわらい)の湯の方へ行ったんだろうか。
栗畑氏の話によると、毎月第二第四水曜に「百笑の湯」で落語と囲碁と温泉を楽しむ例会があるという。朝からやっていて、昼食が付いて1,000円なのだとか。それなら私も行ってみたいぞ。
「百笑の湯」は時之栖が経営する大きな温泉施設で、狩野川を挟んで水晶苑の向かい側にある。あやめ湯でよく一緒になった米朝氏は、大仁の花火大会にはここの2階大広間から花火見物をすると言っていたなあ。


【タイムラプス】8月15日(水)5:49〜7:48の韮山方面の雨空。38秒。

https://www.facebook.com/aisakajiro/videos/10217135437680246/
伊豆長岡方面を撮影していたら突然雨が降ってきて、急遽iPhoneを軒下に移動した。そうしたら、間もなく晴れた。昨日の朝もそんな感じの天気だった。