いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

頭蓋骨中を暴れて油蝉(あ)

【写真】網戸のアブラゼミ。

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午前4時12分に、計ったようにヒグラシが鳴き始める。いつもぴったり4時12分。腹に時計を持っているとしか思えない。カナカナカナ、と耳に優しく夜明けを告げる。
次いで東の空がしらじらと明るくなるとチイィィィィとニイニイゼミが鳴き出し、カナカナはお役御免とばかりに涼しくなる夕方まで鳴りを潜める。
そして陽が昇り、今日も酷暑だぞ外に出たくないぞと思わせる頃、シャシャシャシャとクマゼミが鳴き、周囲が蝉の大合唱になったところで、ジィジィジィとけたたましくアブラゼミが登場する。
ただでさえうるさいアブラゼミが、どこからか飛んできて、パソコンに向かっている私の目の前の網戸に止まってジィジィ鳴き出す。たった1匹なのにこれがたまらなくうるさい。
一昨日からiPhoneのカメラロールとパソコンの「写真」と同期しなくなって、ブログの写真アップに支障をきたし、その修復のために、ちょうどパソコンをあれこれいじっているところだった。
ひとしきり鳴いた後、アブラゼミは目の前から消えたが、途端にパソコンが原因不明の高熱を発したこともあって(別にアブラゼミのせいでもないのだが)、アブラゼミが去ったのを機に、ひとまずパソコンの電源を切って一休みすることにした。
梅ジュースで喉を潤しながら庭を眺めて考えたことは、さてこの夏休みをどう過ごそうか、ということ。草取り、薪置き場作り、ガレージ屋根修復、呑兵衛旅行、鮎釣り体験、囲碁サロン……。などと考えると、暑い暑いと言ってられない、やること満載の夏休みになりそうだなあ。


【絵日記】常田富士男(No.42)

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目が描けない。目の描き方ひとつで表情がガラリと変わってしまうことは、これまで人物画を描くたびに思ってきたところではある。
このところ80歳前後の著名人が次々と亡くなり、それらのニュースに使われた写真を元に描いているが、そうなると、手書きのコメントがどうしても亡くなった方を悼む挽歌の様相になってしまうのは、これは致し方がない。
この手書きのコメントは「万年筆」ツールで書いている。「万年筆」ツールを使うと、Pencilの筆圧の加減で線の細い太いを調節して書ける。
実は、この機能は前バージョンのConcepts5.0にもあったのだが、5.1になって名称が「万年筆」に変わった(前バージョンのカタカナ名は忘れた)。
本物の万年筆を使って書いたような字が書けるので、コメントを書くときはいつもこのツールを使っている。個人的には「毛筆」ツールがあれば申し分ないのだが、海外で開発されるアプリであることを考えれば、そこまでは望めない。今後も望めまい。


【温泉】一二三荘。


【タイムラプス】7月22日(日)6:05〜8:15の伊豆長岡の空。32秒。

https://www.facebook.com/aisakajiro/videos/10216930476156336/