死してなほ鍬形虫の磁力かな（あ）

【写真】クワガタムシ。

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ノコギリクワガタ。仕事から帰ったら、郵便ポストの下でひっくり返っていた。それを水道の元栓の蓋に置き直して撮影。残念ながらすでに息絶えていた。
クワガタはカブト同様、クヌギ、コナラといった広葉樹に集まるというが、家の周辺にそんな木はない。少し行った先にどんぐりの木が2本あって、孫が来た時はよくそこでどんぐり拾いをしたりするが、もしかしたらそこに棲む奴が隣家の外灯に誘われて飛んで来たのかもしれない。
よし、今度孫が遊びに来たら、朝の散歩にそこへ連れて行ってみようか。運がよければクワガタやカブトを見つけられるかもしれない。

【絵日記】スーパーカブ（No.40）

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スーパーカブは以前「ペン」ツールで描いたことがあるが、思ったような効果が得られず、また、描いてあまり楽しくなかったのでブログに載せるのを控えた。
それで、今回改めて最初から描き直してみた。ツールは「ペン」から「鉛筆」に変えた。描き直したのは、スーパーカブはどうしても描かなければいけないモチーフだという思いがずっとくすぶっていたから。
どうせ描き直すなら、前回よりもより丁寧に描くよう意識した。仕事から帰って一二三荘へ行くまでの間にちびちび描き足し、一枚の絵をここまで描くのに、気づいたら10日も経っていた。
彩色をしようかどうか迷ったが、彩色はしなかった。「鉛筆」ツールだけで描き疲れ、彩色する気力が残っていなかったというのが本当のところ。でも、ここまで頑張ったんだからと、今回はひとまずそのままアップすることにした。彩色する気になったら、また後でやればいいや。
今回は前回よりもかなり頑張ったと思う。で、描いて楽しかったかというと、やはりあまり楽しくなかった。ただ、これも絵の勉強だと自分に言い聞かせて気持ちをつないだ。
私の描きたい絵はこういう絵ではない。写真のように描いた絵を上手いと評する人がいるかもしれないが、私が目指すのはそこではない。描いていて楽しいと思えるような絵を描きたいと思っている。
そうなるまでには、まだまだ修行を積まなければいけない。絵の修行もさることながら、心の修行も。心で絵を描くというと抽象すぎるが、絵に向かう構えとしてはそんな気分です。今は勉強のつもりでいろんな手法を模索しているが、いつか写真では表現できない、絵ならではの味を表現できたらいいと思っています。