いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

鮎焼きを朝食として伊豆の中(あ)

今朝はたっぷり寝過ごして午前8時半に起きる。
昨夜、何時に寝たか覚えていない。横浜から来た呑兵衛ランナーとしこたま呑み、さて、W杯サッカー決勝戦が始まるぞとテレビをつけたはずだが、さっぱり覚えていない。どっちが勝ったかの決着を見ないまま寝込んでしまったらしい。朝、呑兵衛ランナーから聞いて初めてフランスが4対2でクロアチアに勝ったと知った。
呑兵衛ランナーの今日の予定を訊いたら、特に予定は入っていないというので、ならば中伊豆の「御前の湯」まで連れて行ってくれと頼んだ。ついでに近くの鮎養魚場で鮎の塩焼きを食いたいとわがままを言う。
呑兵衛ランナーは走る用意もして来ていた。私にブログを書く時間を作るために、狩野川の土手を修善寺まで走るつもりでいたらしい。が、ブログは夕方にでも書けばいいからと私が言い、中伊豆まで連れて行ってもらった。
「御前の湯」が開くのは12:00〜だと知っていたから、そこを素通りして、まずはその奥の養魚場へ行く。
養魚場へ着いたのが午前10時過ぎ。行くとひと組の家族が鮎のつかみ取りの最中で、その近くを歩いていたオレンジ色のシャツの人に「受付はどこですか?」と訊いたら、「私が受付」と言う。それでその人に鮎の塩焼きを注文。4尾で2,000円。つかみ取りをしてもしなくても値段は同じとのこと。
これから炭をおこすから(焼き上がるまで)時間がかかる、奥に滝があるから見てくればいいと言われ、見に行く。2分ほど沢に沿って歩くと、大きな岩肌を舐めるように水が筋になって流れ落ちていた。空気がひんやりして気持ちいい。炎天の汗がすっと引いていく。

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養魚場へ戻ると程なく、焼けたよと受付のおじさんから声がかかり、縦串の鮎の塩焼きを頬張る。これが今日の朝食。隣のテーブルの家族は、場に慣れているふうで、ちゃっかりおにぎりを用意していた。なるほど、その手があったな。

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養魚場から「御前の湯」に戻る。車で10分もかからない。玄関に入ると、上がり框に帽子があるものの中に人の気配がない。開業時刻の前とは知っていて行ったから、12:00まで待つしかないとそのまま待つ。そうしたら15分ほどして奥さんらしい人が奥から出て来た。畑から戻ったばかりだ、ちょっと待って、暑い暑いと言って汗を拭く。
看板にある通り、入浴料500円を払おうとしたら、二人で1,080円だと言う。80円が消費税分なのは明らかだが、入浴料に消費税を隠しておくのは気分的に馴染まない。
風呂場の案内では、内の檜風呂はやや熱めの43℃、外の露天風呂はぬるめの40℃の設定となっているが、露天風呂の方は体感的にもっと低い温度のような気がした。ただ、野趣あふれる雰囲気は秘湯の趣で、それはそれで悪くない。

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中伊豆の帰りに、修善寺のベアードビールに回って地ビールを買い、大仁の「ぜんな」で遅めの昼食を摂る。「ぜんな」はずっと目をつけていたレストランだが、一人では入りづらい構えがあった。呑兵衛ランナーのおかげで、今日めでたくデビューを果たした。

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このレストランは男だけの客は珍しいらしく、「男の人が野菜を食べに来てくれて嬉しいわ」とフロントチーフらしい人に言われた。が、私一人ではやはり入りづらいな。カップルや女子会、ファミリーあたりがお似合いのレストランです。私は600円の定食食堂でいいや。
昼食を終え、呑兵衛ランナーは私を家まで送り届けて、そのまま横浜に戻って行った。三連休の渋滞に巻き込まれず、うまく帰れたろうか。


【温泉】御前の湯

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中伊豆冷川にある秘湯。昨秋11月15日に一度訪れているが、そのときは玄関のガラス戸に「当分の間 休業」の張り紙があって中に入れなかった。だから、入るのは今日が初めて。


【タイムラプス】7月16日(月)15:44〜18:23の伊豆長岡の空。39秒。

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