いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

織姫と早ルビー婚ホテルかな(あ)

大学の体連幹事だった仲間との星祭。
熊本の古書店主が神田まで出てくるのに合わせて、毎年七夕に集まっている。去年は神田明神下で今年は日比谷。
日比谷なら皇居を散策できると、早めに家を出て三島から新幹線に乗る。伊豆長岡駅から東京駅まで4,320円。自動券売機だと戸塚駅までしか買えないが、駅員を通すと東京山手線内の切符が買えることが判った。

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東京駅には午後2時前に着いた。やはり新幹線だと早い。伊豆長岡駅から1時間半ちょっとで着いちゃう。

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皇居へは大手門から入る。皇居へ足を踏み入れるのは、実はこれが初めて。地方へ観光に行って、そこに城跡があれば大抵訪れるのに、この江戸城跡はこれまで一度も訪れたことがなかった。なんでだろう。門の前に皇宮警察官が立っていてバッグの中を検査される。周りを見ると外国からの観光らしい人が多い。日本人よりはるかに多い。なるほど、東京は国際観光都市だというのがよく判る。これが2年後の東京オリパラでは、どれくらいの人数に膨れ上がるのだろう。想像もつかない。

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三の丸尚蔵館の「明治の御慶事」の展示を拝観し、売店で若冲の絵葉書セット(30幅)を買う。1,300円。バラ売りだと1枚60円。これは、平塚の故身近の人の奥さんとの交信に使おうか。

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二の丸庭園を歩いたら蝉が鳴いていた。ニイニイゼミだ。いよいよ梅雨が明けて本格的な暑い夏がやってくるんだな。

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天守台に上り、ぐるり360度を見晴るかす。大江戸の将軍様は、ここからどんな景色を眺めていたのだろう。

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天守台から松之大廊下跡を通り、外苑から二重橋、桜田門を通って楠木正成像に迂回して日比谷に出る。

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散策は午後1時から4時過ぎまでの約3時間。武蔵野の森を模したという雑木林もあり、日差しもそんなに強くなく、なかなか楽しめました。プハーっ、心地よい運動の後のビールは旨い。一年ぶりに会うみんな、お元気そうで何よりです。カンパ〜イ。

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【写真】パレスホテル。

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40年前にカミさんと結婚式を挙げたホテル。うわっ、今年ルビー婚式だ。
このホテルは、皇居大手門の目の前にある。こんな立派なホテルで式を挙げたなんて、何だか自分のことのように思えない。
どうしてそういうことになったか。それは、母方の叔父がこのホテルに勤めていた関係でそうなった。
父は式に参加していない。特に仲違いしていたわけでもなく、その時はちょうど知床のサケ漁が書き入れ時で、当時、雇われ船頭だった父は、仕事を放っぽり出して東京に出て来るわけにはいかない状況にあった。父は、出席はしなかったが資金は黙って出してくれた。それからずっと父に頭が上がらなかった。
あちこちの角度からホテルを眺め、よくこんな場所で式を挙げられたなあと、40年も前のことを昨日のことのように思い返したことだった。


【タイムラプス】7月7日(土)6:11〜8:58の伊豆長岡の空。20秒。
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