いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

拙くも願の糸を結び終ふ(あ)

今週は土曜の中体連に向けての練習強化週間で、授業を5校時で切り上げ、6校時を部活動の時間に充てている。
通常の6校時は15:10に終わる。私の勤務時間は15:15まで(水曜だけ14:15)。それで、6校時相当の時間に部活動にお邪魔することにした。
お邪魔したのは、卓球部。ここに我が特支学級の3人が所属している。今度の中体連には出場しないけれど、一所懸命練習に励んでいる。それを応援しようというのだ。
顧問の先生からラケットを借りて3人と打ち合う。打ち合うというと聞こえはいいが、いわゆるラリーとはならない。プレーがすぐに途切れてしまう。私も久々にラケットを持ったから、うまくラケットにボールを当てられず、ネットに引っ掛けたり台を外したりして、文字通り、かえって邪魔をしてしまったかもしれない。
その昔、故郷青森には町中に卓球道場があった。私の生まれ育った村の公民館にも卓球台がフロアの中央に置かれていた。
青森はもともと卓球が盛んな土地柄で、世界チャンピオンも輩出している。その元世界チャンピオンは、ラケットの代わりに割り箸でボールを打つ練習をしたという逸話があって、子ども心にも、本当かよと思ったものだ。
家でも、使わなくなった洗濯張板(洗った着物を干す長い板)を卓球台の代わりにして、近所の子と卓球をして遊んだっけ。ラケットは高くて買えなかったから板を削って作った気がする。
球は駄菓子屋で買えた。駄菓子屋にピンポン球があったということは、やはりそれだけ、当時はひなびた村でも卓球が盛んだったということなのだろう。
卓球の盛んな土地に育ったけれど、卓球はちっともうまくならなかった。サッカーをやらず卓球をやっていたら、私も少しは卓球がうまくなっていただろうか。


【写真】ペーパークラフト七夕飾り完成。

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雨の日の「作業」の時間は畑に出られないので、室内でペーパークラフトを楽しむ。
これを苦手とする子がいて、この七夕飾りを作り始めたのは先月の大分前からだったが、今日ようやくその子が飾りを完成させた。ここまでへこたれずに、よく頑張りました。
私も作ってみたが、このペーパークラフトはなかなか細かい作業で根気がいる。苦手な子には辛い時間だろうが、そこには、社会に出ればいろんな辛いことにも遭うし、それに耐える力をつけてほしいという担任の思いがこもる。
私の役目は、そういう子たちを支援し続けること。やりがいを感じるし、あの子たちと一緒に何かをすることが、今はとても楽しいんです。


【絵日記】桂歌丸(No.38)

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2週間ぶりの絵日記です。
彩色に失敗し、新しくレイヤーを立てて最初からやり直した。
アプリ「Concepts5.0」が5.1にバージョンアップし、「カスタムブラシ」という新機能が加わったようだが、その説明が「……基本にくっつきますか、予約を解除してください」って、よく判らない。翻訳アプリで機械的に和訳したみたい。

よく判らないけど、勉強、勉強。


【タイムラプス】7月5日(木)5:00〜7:34の伊豆長岡の空。38秒。

https://www.facebook.com/aisakajiro/videos/10216789111102298/
ちょうど撮り終えたところで雨がきた。