いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

李食むおちょぼの口に汁弾け(あ)

昨日バッサリ切り落とした枇杷の枝を、今日は雨が降る前に、もう少し細かく切り落としておくことにした。
枝切りノコギリの刃をヤスリで研いで作業にかかる。順調に葉のついた枝を切り落としていき、そろそろ一休みしようと思った矢先、枝を握り持っていた左親指の先をノコギリで切ってしまった。爪もえぐれた。さすがヤスリで研いだだけある、なかなかの切れ味だ、と感心している場合ではない。血がジュワッと出て家に駆け込む。
カミさんに「指を切っちまった」と言い、台所で手を洗って手当しようとしたら、「なんで台所で手を洗うのよ、洗面所で洗ってよ」と叱られた。カミさんは、ちょうど昼の支度をしているところだったのである。
手を切ったと言えば、あら大変と言うかと思いきや、カミさんはそんなことを言うタマではない。夫の手の傷を心配するより食べ物を扱う台所で血を洗うなんてとんでもないと言う人である。
そりゃ、食べ物に血がついたら大変だとは判りますよ。だけど、駆け込むにはそこがいちばん近かったんだから大目に見てくれたっていいじゃないか。
というわけで、独り黙々とバンドエイドで止血し、今度は手袋をして再び雨の降って来そうな庭に出る。それで雨に降られないうちになんとか枝切り作業を終えた。終えたけど、気分は今日の空模様のように何となくスッキリしなかった。
昨日泊まった孫たちは、午後に迎えに来たママの車で小田原に帰って行った。


【写真】プラムを口にする孫。

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昨日もぎ取ったプラムを一日寝かせ、孫娘に食べさせ私も食った。完熟ではなかったが、甘みも程よく、さほど酸っぱくもなかった。これなら合格でしょう。
樹の上方にはまだ実が1個赤く残っているが、脚立をかけても手の届かない高さなので、そいつは鳥に食わせることにした。幹が太ければ上ることもできようが、まだ木登りに耐えられるまで太っていない。いっそ、枇杷をそうしたように、実に手が届く高さまで枝を切ってしまおうか。
さて、プラムを食した次は、リンゴだな。リンゴは害虫駆除が大変というイメージがあるが、今のところ大した害もなく鉢で順調に育っている。来年は花を咲かせ、実をぶら下げてくれるでしょうか。


【絵日記】大仁ホテル(No.33)

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今回初めてConcepts5.0で風景を描いた。手前の緑の茂みをうまく表現できず、何度も描き直した。茂みの影をもじゃもじゃ描くのと、濃い緑、淡い緑と塗り分けるのに苦労した。漫画「ゴルゴ13」の描き手なら、さっと描くところだろうが、私はもたもたと2時間もかかってしまった。
手前の緑の濃さに比べて遠景が淡すぎたかもしれない。でも、遠近感はそれなりに出せたかな。


【タイムラプス】6月10日(日)16:16〜18:37の韮山方面の雨空。35秒。