いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

書写の子に朱き手本や梅雨晴間(あ)

【写真】今日の書写のお手本。

f:id:jijiro:20180608073431j:image
大きな紙に「雨ニモマケズ」を書いた後は、「温故知新」を楷書で書き、今日は行書で書いた。子どもたちは楷書の方が書きやすいと口々に言うが、私は行書の方が書きやすい。
一学期は作品を外に出す機会がないから、今はひたすら秋の席書コンクール入賞を目指して力を蓄える時期。昨秋の席書コンクールでは2名が入賞して賞状をもらった。今年は特選を密かに狙っているが、そこまで持っていくには、もっともっと力を蓄えなくてはいけない。子どもたちをその気にさせるのは私の手腕にかかっているとは思うけれど、最近はマンネリ化して新鮮味に欠けるところもなくはない。思っていてもなかなか思いどおりに行かないもどかしさはあります。


【温泉】一二三荘。


【タイムラプス】6月7日(木)5:07〜7:44の韮山方面の雨空。39秒。

https://www.facebook.com/aisakajiro/videos/10216557219025141/
おまけ→6月7日(木)19:00〜19:28の伊豆長岡の空。28秒。

https://www.facebook.com/aisakajiro/videos/10216557227545354/
朝、タイムラプス撮影しようとデッキに出たらパラパラと雨が降っていたので、いずれ雨があがると知りながらiPhone7Plusを韮山方面に向けてセットした。
それで、iPhoneを取り込む段になって富士山を見たら、浮世絵のような、これまで見たことのない見事な富士山が見えた。裾に白い雲の帯をたなびかせ、頂に白い雪を細く引いて、梅雨晴れ間の青空をバックに黒々とそびえている。雄々しい夏の富士である。
これほど惚れ惚れする富士山を撮り損ねたのは不覚だった。撮ろうと思ったんだ。職場へ行って、図書室から今日の富士山を撮ろうと思っていたのに、そのまま1校時の体育に出たらすっかり忘れてしまった。後で気づいたが、気づいた時はもう厚い雲にすっぽり覆われてしまっていた。
昼の給食で、今日の富士山は素晴らしかったという話をし、写真を撮り忘れたことを言ったら、どうして撮り忘れたのよと非常勤の英語の先生に言われた。この先生はこの前亡くなった西城秀樹より下とか言っていたから、私より3つばかり下だろうか。トレイを職員室から運んで来て、よく一緒に給食を摂る。
どうして撮り忘れたのと言われても、忘れちまったものは仕方がない。でも、その先生も今日の富士山は見事だと思っていたんだな。いつも見慣れている富士山ではあるが、いつ見ても飽きないという思いはその先生にもあるようだ。
それで、午後7時に一二三荘から戻って来たら、夕焼けに染まる富士山が見え、これもまたきれいだと思った。
今朝の富士山は撮り忘れたが、代わりにこの夕焼けに染まる富士山をタイムラプスに収めようと、急いで2階デッキに駆け上がる。たった28分間の撮影で雲の動きはゆっくりだけど、これで朝の残念は少し取り戻せたかな。