いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

医者帰り蛍袋のふくらかに(あ)

大場の病院で定期検診。
血糖値、血圧、体重はほぼ標準値だが、HbA1cがまだ高め。体重は二ヶ月ほど前の最高値に比べて3kgばかり減ったが、HbA1cの方は前回より0.3ポイント減っただけ。できればもう0.5ポイントは下げたいところだ。
でも、体重を減らすために意識して何かをしたわけでもなく、HbA1cを下げるために何かをしたわけでもない。晩酌は毎日欠かさないし、食うものだってこれまでと変わらない。運動を心がけているかというとそうでもない。なのに体重が減り、HbA1cが下がるというのはどういうことだろう。
よく判らない。が、これまで通りの食生活を続けて数値が下がるのならば、それに越したことはない。というか、特に改善すべき点が見当たらないから、改善しようという気が起きない。
女医さんが聴診器を胸に当てながら「お体の調子はどうですか? 何か気になることはありますか」と訊くので、「気になるというほどのことでもないけれど、給食を食べた午後に睡魔が襲ってきたりします」と言う。
女医さんは「20分ほど眠るといいですよ」とアドバイスをくれるが、「それがなかなかできなくて……。昼休みも子どもたちと一緒にいることが多いから、そういう時間がとれなかったりします。今度『俺は眠たいんだ、お前ら寝かせろ』と言って時間を作りますよ」と冗談めかして答える。女医さんも「あははは、そうしてください」と受け流す。
女医さんが私の睡魔のことなど本気で受け取めていないことは明らかだが、私の健康に気を配ってくれていることは伝わってくる。さりげないやりとりの中から微妙な変化を読み取ろうとしている気配を感じる。
今の病院に毎月通って6年になるが、細かい気遣いをしてくれるかかりつけ医がいるというのは何かと心強いですね。


【写真】ホタルブクロ(蛍袋)。

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二軒南隣が空き地になっていて、その空き地と隣家の境に咲いていた。
花の名の由来は、花の中に蛍を入れて遊んだからだそうな。そういえば、今はちょうど蛍が飛び交う時期だな。水晶苑脇を流れる小川でも蛍が飛ぶよと看板氏が教えてくれたが、しばらく水晶苑にも行ってないなあ。


【絵日記】栃ノ心(No.31)

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前回に続いて二人目の外国人。今回は瞳にほんのりと青を彩色してみた。
人物を描くときにいつも感じることだが、唇の色を選ぶのが意外に難しい。肌の色と違ってやや赤みを帯びた暗い色にしようにも、ついつい口紅を引いたようになってしまってバランスが取りにくい。


【タイムラプス】5月30日(水)5:12〜7:20の伊豆長岡の空。31秒。
 https://www.facebook.com/aisakajiro/videos/10216485820080212/