蟻の道曲げて万年草咲けり（あ）

今日、洗濯物を干した後、草取りでもしようかと庭を眺めたら、玄関先にかわいい花が咲いていた。初めて見る花である。これを雑草としてむしり取るのは忍びない、と思ったら、草取りをする気が急になえてしまった。
家に入ってメールに目を通していたら、Yahoo!ショッピングから「父の日プレゼント」として草刈機はどうよというメールがあった。そこで草刈機の購入をちょっと考えてみた。
我が庭は草刈機を必要とするほど広いわけではないが、あればあったで便利かなとは思う。お隣さんはうちより狭い庭の雑草をガソリンエンジンの草刈機で刈ってるし（あの音は読書をしていられないくらいに結構響きます）。
メールにあった草刈機は電動で、しかも値段が1,980円と嘘みたいに安い。本物？　おもちゃじゃないだろうねと疑ってしまうくらいの値段で販売されている。しかも送料無料。
安かろう悪かろうという点が気になるが、口コミの評判はさほど悪くない。騙されたと思っていっちょ購入してみようか。これから夏場に向けて草ぼうぼうの蓬生の庭になることを思えば、試してみる価値はありそうだ。刈っても刈っても、刈ったそばから生えてくる雑草をこいつでやっつけてしまえば、草刈りも苦にならないだろう。
でも、草刈機だと今日見つけたかわいい花も、母を偲ぶ三尺アヤメも、一緒くたに刈り取ってしまうことになるのは未練だ。が、そこだけ刈り残せばどうってことないな。よし、この夏、電動草刈機を入れてみるか。近所迷惑な音でなければよいが……。

【写真】コモチマンネングサ（子持ち万年草）

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玄関先の踏み石の脇に咲いていた。花径は1cmもない小さな花。「花しらべ」に当たったら、花言葉はなかった。似た花に、「メキシコマンネングサ」があって、それにはちゃんと「記憶」「静寂」という花言葉があるのに、これにはない。何だかちょっとかわいそう。私が勝手につけてよいのなら、「穏やか」とでもしておきましょうか。そんな気分の日曜だから。
最初、iPhone7Plusの「写真」で接写したらピンボケになったので、光学2倍ズームで撮り直したらうまくいった。
黄色い花にまとわりついている黒いのはアリです。これで花の大きさ（小ささ）がおおよそ判るでしょうか。

【絵日記】コーヒーミル（No.29）

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木箱の部分を「水彩絵具」ツールで彩色したら、のっぺりした感じになって不満。「鉛筆」ツールで描いたレイヤーを上に重ね直して、もう少しガサガサした感じを出せばよかったかもしれない。
レイヤーは、下に「鉛筆」で描いたもの、上に「水彩絵具」で描いたものの順に重ねたので、「鉛筆」のガサガサした感じが絵具の下になって消されてしまった。