いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

教へ子に酌む酒超され夏囲炉裏(あ)

午前7時、昨日泊まった教え子たちとデッキでモーニングコーヒー。西からの雲が富士山を覆っていたが、宿酔顔を撫でる風が爽やかで気持ちいい。
昨晩語りつくせなかった思い出などを語りつないでいたら、一瞬雲が切れて富士山の頭が見えた。雪をまだ頂いた皐月富士である。真っ白な冬の富士山もいいが、雪が解け残る夏富士もまたいいものだ。こうして富士山を正面に眺めながら、ああ、私はいつまで教え子たちとこうして思い出話を語れるだろうと思ったことだった。
教え子たちは、雨が来る前にと昼前に横浜へ帰って行った。あとで送られてきたLINEによると、途中、函南で雨に降られた由。午前中は雨は降らないだろうと読んでいたが、雨は意外に早くやってきた。
今回の彼らの目的は、私のスーパーカブを先頭に、それぞれの愛車を連ねて伊豆をツーリングすることにあった。昨日は天候に恵まれ、なんとかその目的を果たすことができてよかった。今日の雨は余分のおまけといったところか。
それにしても、みんないいマシンに乗ってるなあ。この分だと、還暦を迎えてもぶいぶい乗り回すんだろうな。白髪を風になびかせて、エンジン音を腹に響かせて、老いてなお青年の心を乗せて走るんだろう。いいなあ。そんなあいつらとこうしていつまでも師弟として付き合える幸せを噛みしめる昨日今日であった。私はいい教え子たちと出会えた。


【写真】教え子と囲炉裏を囲んでドンチャン。

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昨日、教え子が訪ねてくれた。みんな高校時代のバイク仲間。
訪ねてくれたのは4人だが、うち一人がよんどころない事情ができて途中で帰り、囲炉裏を囲んだのは3人+私。
写真は、炭がおこり、焼き鳥を焼き始めたところ。その間、せんべい汁はコンロに弱火でかけたまま。炭がだいぶいい感じになったところで網の上に石板を置き、そこで焼き鳥の第二弾。石焼きはジワリと熱が加わるから網焼きのようにせわしくなくていいね、と言っているうちにせんべい汁に突っ込んだキャベツが程よくとろける。
まずは今回初めて参加の人にせんべい汁を盛ってもらったら、こいつが旨い旨いと丼5杯6杯平らげる。さすがは昼にパンを4個ペロリと食った大食漢。おいおい、50を超えてなおその食いっぷりかと私を驚かせる。私も含めた他の3人は石焼きで十分腹を満たし、せんべい汁は丼一つがやっとだった。いやあ、よく食いよく呑みました。


【タイムラプス】5月13日(日)7:07〜10:30の伊豆長岡の空。25秒。

https://www.facebook.com/aisakajiro/videos/10216357391749584/