いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

紫陽花の浅みどりしてころころと(あ)

午後、大場の病院で定期検診。血圧、血糖値、体重は前回より良好だったが、HbA1cが同じ数値で高止まり。数ポイント下がっているかと期待したが、そうはならなかった。休肝日を設けなくちゃと思いながら設けなかったことが偽りのない結果になって表れたということだな。体は正直だ。
医者は、先月今月と歓送迎会が重なったからその影響が残っているのでしょうと言い、酒を控えろとは言わなかった。しめた、では晩酌の量を減らさなくても、これまでどおりでいいってことですね、先生。
今日の病院は混んでいた。全部で7台ある待合室ベンチは全部埋まっていて、丸椅子も廊下に出ていたから、診察室の人も入れて患者さんは25人近くはいたろう。午前中の悪天候を避けて、みなさん午後の診察に回ったのかもしれない。
私は毎月末の水曜午後に病院に行くが、これまで同じ顔を見たことがない。市民病院や大学病院のような大きな病院ならまだしも、かれこれ5年も通う小さな個人病院で顔見知りの人に会ったことがないというのも、不思議といえば不思議だ。私みたいに長く通っている人はいないのだろうか。
長く通うといえば、私が通い始めてからずっと受付事務をしていた人が今日はいなかった。代わりに若い男の人が私の診察券を受け取った。病院事務を男の人がやっている個人病院も珍しい。なんか新鮮な感じがしたけれど、いわば女性の職場に一人男性が入り込むような居心地悪さはないのだろうかとつい思ってしまう。
考えてみれば、学童の仕事だってそういう要素はあったなあ。10人いるスタッフの中で男は私一人だったものなあ。今思えば、あの時、よく学童の仕事をやる気になったと思う。学童の世話をするのに女も男もないと思って飛び込んだけど、女性スタッフに囲まれる世界がどんなものかというところまで頭が回らなかった。居心地は決してよくはなかったが、子どもと遊ぶことで気が紛れるところはあった。
新しく入った病院事務の男の人を見て、二年前、学童で働いていたときのことがふと蘇った。


【写真】庭の紫陽花。

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午前中激しく降った雨も昼頃には止んだ。その雨の雫が紫陽花の葉に少し残っていた。紫陽花は、一昨年は剪定を間違えて一花も咲かず、昨年は二つ三つ咲き戻り、今年は全部の枝の先端に蕾をつけた。あと一月もすれば青紫の花を満開させてくれることだろう。


【温泉】一二三荘。


【タイムラプス】4月25日(水)5:29〜7:36の韮山方面の雨空。31秒。

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