いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

皺深く一つ刻んで春椎茸(あ)

5校時は卒業式歌をクラスで練習。卒業生の歌う「3月9日」以外の「ひまわりの約束」「次の空へ」「桜の季節」の3曲を歌う。
式歌に決まったこの3曲をYouTubeで聴いた時は、とても歌いこなせないと思った。1曲がせいぜいだろうと思っていた。1週間前に楽譜が配られ、今日はそれを手にしての練習だったが、やはり式当日まで3曲歌いこなすのは厳しい気がした。
本番の卒業式まで残り2週間を切った。まだまだ歌の声にならない。音楽の先生がおらず、CD頼みのレッスンでは細かい指導が入らない。クラスの6人だけで歌っているのでは上達がおぼつかないと判断した担任の先生は、来週から音楽の先生が指導するクラスに入り、そのクラスの子たちと一緒に練習することを提案した。
特支学級の子たちにはそれぞれ親クラスというのがあって、今週行われた生徒会役員選挙とか、体育祭とか合唱コンクールとかでは親クラスに入って、そのクラスの子たちと一緒に行動する。だから、そういう時はどうしてもお客さん扱いのようにならざるを得ないのだが、6人がごっそりどこかのクラスと一緒になって練習する形を取れば緊張しないで済むだろうという配慮である。
さて、家に帰って改めて4曲をYouTubeで聴いてみると、少し耳が馴染んできたせいか、どれもどれも卒業式にふさわしいいい歌だなと思えてきた。なんか、心にジーンと沁みてきますね。これを全部歌いこなせたら、きっと一生忘れない歌として心に残るんだろうな。
音楽の先生が選曲したこれらの卒業式歌は、YouTubeのコメントを見ると、全国の中学校の卒業式で多く歌われているらしい。「3月9日」の曲へのコメントには、「3月9日なので見に来ました」とか「2018年のこの日にまた来るぜ!」とかあって、やはり特別の思いを抱かせる曲なのだというのが伝わってくる。
母校の校歌はいつの間にか忘れてしまうけれど、こういう歌はずっと忘れずにそれぞれの思い出の中に大切に仕舞われるのだろう。卒業式では、堂々と胸を張って歌ってくれたらいいな。

【写真】庭の椎茸。

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ホダ木に小さい椎茸が3個生っている。種菌を植えつけたホダ木を買ったのはちょうど2年前。湯ヶ島の月ヶ瀬梅林で売られていたのを2本(1本250円)買って来て庭に放っておいた。
売店の人が一年後の秋に収穫できると言っていたとおり、去年の秋に手のひらほどの大きな椎茸を2個収穫でき、それを孫と一緒に鉄板で焼いて食った。
その後なかなか育たず、おもちゃみたいな小さなホダ木だから、これで収穫も打ち止めかと思っていたら、ここへ来て写真のも含めて計5個の椎茸が生った。椎茸は秋に収穫するものだとばかり思っていたが、こうして梅が散り始める頃まで収穫できるんですね。
これで植菌した部分のすべてから椎茸が生ったのかな(確認してないけど)。椎茸栽培って素人には難しいと思っていたけど、これで日陰で風通しのいいところに置いておけば自然に発生してくれることが判った。採れたての椎茸を焼いて食う贅沢も味わえるし、さほど場所も取らないし、再来年の収穫のために、今度は4本ぐらい買ってこようかな。そういうことだったら去年も買っとけばよかった。

【タイムラプス】3月8日(木)6:04〜7:51の韮山方面の雨空。26秒。

https://www.facebook.com/aisakajiro/videos/10215788454486508/

【歩数】3.485歩。