いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

剪り残る枝の白梅濡れそぼつ(あ)

給食の時、1年の子が、昨日の日曜に一緒に遊んだ3年の子の話を聞かせてくれた。
遊んだのはその子と3年の子と2年の子の3人。3人で、修善寺まで自転車で出かけた。どんな遊びをしたかは言わなかったけれど、帰りは大仁駅で解散になった。その時、3年の子が自転車ごと電車に乗って、一つ隣の田京駅から帰ると言い出した。
伊豆箱根鉄道で、去年の4月から「サイクルトレイン」の本格運用を始めたことは知っている。これは折りたたみの自転車ではなく、例えばママチャリのような自転車を電車内に持ち込めるようにしたもので、6台まで積めるという。
それで、その3年の子の家は大仁駅と田京駅の間にあり、大仁駅からそのまま自転車で帰った方が早く家に着くし、電車賃もかからなくて済むにもかかわらず、あえて自転車を電車に乗せて帰ったのだそうだ。
話してくれた1年の子は、訳わかんないと言っていたが、3年の子はサイクルトレインというものがどういうものか一度試してみたかったのかもしれない。聞いてなんとなく判るような気がした。私も自転車があったらやってみたいと思うかも。
それにしても、このサイクルトレイン、調べてみたら実施しているのは全国で18路線ある(2017年8月現在)。意外にあるんですね。

これからは水もぬるくなり、花が一斉に咲きほころぶ季節だ。そんな春の陽気に誘われて、ローカル線に自転車を積んでサイクリングに出かけてみる、なんてのもいいかもしれない。

【写真】雨にそぼ濡れる庭の梅。

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昨年枝を切りすぎたせいで、今年の梅は切り残った短い枝にポツリと咲く。ちょっと切りすぎたかなとも思うが、梅は桜と違ってこれくらいが質素でいい。

【スケッチ】三浦マラソンのテント(No.33)

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三浦海岸の砂浜に色とりどりのテントが張られるのを見て、その一部分を切り抜けば絵になると思った。マラソン当日は例年と打って変わって好天に恵まれ、走る選手には辛かったかもしれないけれど、テントで留守番する応援組にはなかなかのポカポカ陽気でした。ただ、風が強く、テントの中には風に煽られて傾いでいるのもあった。
沖に淡く見えるのは房総半島。海の見える部分は狭いが、風で白波が立っている様子を、若干白く塗り残すことで表してみた。
波打際は見えない。波打ち際で遊んでいる人もたくさんいて、その人たちの姿は、砂浜と海との境に腰を隠すように見えていたが、描くとごちゃごちゃしそうなので描かなかった。
苦戦したのは、砂浜の質感をどう表現するか。人が踏み通った足跡のくぼみを鉛筆で描いたが、足跡のようにも見えるし、ちょっと違うようにも見える。
風景に溶け込む人物を二人描いたが(本当はもう二人いた)、今回はやや満足の出来栄え。人物は描きすぎないほうがそれらしく見える。

【タイムラプス】3月5日(月)6:12〜7:37の韮山方面の雨空。21秒。

https://www.facebook.com/aisakajiro/videos/10215759501962713/

【歩数】3,002歩。