いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

山の岩肌も匂ふや梅満開(あ)

今日は学級担任の先生が出張で、一年部の先生方が教室に入れ替わり立ち替わりしていたが、顔を出すのは授業の始めと終わりだけで、実質は私がほとんど担任の代理をすることになった。
普段は担任の先生の補助をし、子どもたちの学習を支援するのだが、担任代理として前面に出てみると、改めて特支学級担任の大変さがよく判る。
日課としては、8:00から「朝の活動」が始まり、8:15に「朝の会」がある。「朝の活動」は読書だったり清掃だったり朝礼だったり、その日によって異なる。昨秋の学校祭のシーズンは、この時間に体育祭の準備をしたり合唱の練習をしたりしていた。
私の勤務は8:30からになっているので、これまで「朝の活動」に出たことはない。いつも「朝の会」の途中で教室に入り、流れの邪魔にならないように小さく「おはよう」と言う。そしてそのまま8:30からの1校時の授業の学習支援に回る。
一旦教室に入ると給食・昼休みも含めて15:15からの「掃除」までずっと教室に入りっぱなしになる。掃除の後の15:30からの「帰りの会」は日によって出たり出なかったり。契約上は15:10までの勤務だから6校時の授業が終わればタイムカードを押して帰っていいはずだが、子どもたちが一所懸命掃除をしている途中で「では、さようなら」とは言いにくい。どうしても掃除が終わるのを見届けてから「お先に失礼します」となる。
それでも支援員という立場は、担任の補助をするだけでいいから気が楽だ。しかし今日のように担任が不在だと、あらゆることに気を配らなければいけないので、いつものように気楽にとはいかない。今日は最後の「帰りの会」の終わりまで教室にいて、部活に出る子どもたちを見送った。疲れたけど、心地よい疲れでした。

【写真】中学校の坂の梅。

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我が庭の梅はようやく咲き始めたところだが、こっちの梅は今が見頃。
敷地斜面には約220本の梅が植えられ、結実は2年生の手によって収穫されて梅シロップになる。これ、毎年2年生がやることになっているらしい。
写真は城山を背景に撮ったが、カメラを坂の下側に向けると裾野を広げた富士山が写る。どちらも素晴らしい眺めです。

【スケッチ】踏切のそばの家(No.28)

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板壁の家って味があります。

私の生まれた家も板壁だった。冬の朝など、目覚めると寝ている布団に板壁の隙間から吹き込んだ雪が盛り上がったりしていた。

そんな記憶があるからだろうか、板壁の家を見ると人一倍郷愁をそそられます。
いつかこの家を描いてみたいという思いをずっと温めていた。今回ようやくその機会がやってきたが、下描きの段階で大きなミスをしてしまい最後までそれが尾を引いた。
奥の屋根の傾きを間違えたのである。影を濃くして修正しようとしたが修正できなかった。それで修正液で傾きを直したが、修正液だと絵の具を弾いてしまう。なんだかんだ、この部分の修正だけで1時間も費やした。
空を淡い青で塗り、雲に影をつけた。もっこりした雲に仕上げたかったが、冬の雲だからこれくらいの薄さでよかったかもしれない。

【タイムラプス】2月16日(金)6:16〜7:54の伊豆長岡の空。24秒。

https://www.facebook.com/aisakajiro/videos/10215588887697463/

【歩数】4,049歩。