いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

雪の庭しんしんしんしん暮れてゆく(あ)

【写真】庭の雪景色。

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仕事から帰って来るときはまだ雨だった。それが午後4時頃から本格的な雪になり、1時間後にはこんな具合にだいぶ白くなっていた。
それで今日は湯屋へ行くのを諦め内風呂にした。風呂場の外の椿に雪が積もっているのが薄暗闇に見え、窓を開けて一つ露天風呂としゃれこもうかと思ったが、あまりの寒さにめげた。湯沸かし温度を45℃に設定して湯を注いだが、浴槽の底が温まらず尻が冷たい。内風呂だとやはり温泉のようななわけにはいかない。体が芯から温まらない。
湯から上がっての晩酌のつまみは、冷蔵庫の中の買い置きで間に合った。おでんセット、エボダイ、ソラマメ、大根おろし。ね、糖尿に優しいものばかりでしょ?
エボダイは一昨日、最近よく行くようになった魚屋さんで2枚買ったうちの1枚。もう1枚は昨日食った。この魚屋さんの魚を味わったらスーパーの魚は食えない。それくらい旨い。値段は1枚160円で、スーパーのものと比べたらやや割高かもしれないが、旨さには勝てない。魚以外にハンペンやさつま揚げもよく買う。
この前、ご主人にシッタカはないかと訊いてみた。そう訊いたのは、職員室で私の筋向いの席の先生が西伊豆の土肥から来る人で、その人は私が支援員をする前に支援員をしていた人なのだが、その人を担任の先生が私に紹介するときに(自分が)好物のシッタカの採れる西伊豆から通って来られる先生と言ったことで、以来、私も何十年ぶりかでシッタカを食ってみたいぞと思うようになったことがあった。それと、看板氏からご主人がかつて西伊豆で漁師をなさっていたと聞いていて、ならばシッタカに詳しいのではないかと思って訊いてみたわけです。
が、ご主人はシッタカを扱ったことはないと言う。さらに、旬はいつ頃なんでしょうと訊いたら、今度調べておきますね、とのこと。私も調べてみたら、9月14日にアップされたあるブログに、「……もうそろそろ尻高の時期は終わりそうですが」とあって<https://blogs.yahoo.co.jp/pyjxs7950216/39882746.html>、そうか旬は夏か、じゃあ今の時期は手に入らないと夏を待つことにした。その時期が来たらご主人にもう一度訊いてみよう。
シッタカを食ったのは何十年も前と書いたが、いつ、どこで食ったかさっぱり覚えていない。ただ強烈な磯の香りがしたことだけは覚えている。確かに旨かった。アワビやサザエより旨いと思った記憶がある。
元来、私はつぶ貝に目がなく、青森にいるときは随分好んで食った。青森では単に「つぶ」と呼んでいたが、正しくは「モスソガイ」と言うのだとはネットに当たって初めて知った。でも青森で暮らしている間は「モスソガイ」なんていう言い方は聞いたことがない。駅前市場で串刺しになって売られる「つぶ」は、やっぱり「つぶ」だ。
実家がまだ青森にあった頃、青森へ顔を出した帰りには大抵市場で鮭とばとつぶ貝を買ったものだ。鮭とばは伊豆のスーパーでも見かけるが、「つぶ」は見たことがない。伊豆でつぶ貝といえばサザエ・シッタカなのだろう。
ああ無性にシッタカを食いたくなってきた。

【タイムラプス】1月22日(月)6:19〜7:54の伊豆長岡の空。23秒。

https://www.facebook.com/aisakajiro/videos/10215335918093381/

【歩数】3,370歩。